政府与党は、解散総選挙で勝った暁には、高速道路の料金を半額にしてくださるらしい。
なんともうれしいことだ。
ありがとうございます、自民党さま、公明党さま、と言いたい。
しかも定額減税とやらで、国民全員に一定の「税金を納めなくていい」権利をくださるんだそうな。
これはわかりやすく言えば、国が借金してまでわれわれ下々の者のために現金をばらまいてくださるようなすばらしい政策なので、ぜひとも実現していただきたい。
「これはどうしても自民党さま、公明党さまに勝っていただかねばならない」
ぼくらの中の何人かはこう心に誓って、選挙に出かけることだろう。
だけど野党・民主党もすばらしい政策をかかげている。
こちらはなんと、高速料金が「タダ」の大盤振る舞いだ。
流通に携わっているお父さんたちは、こぞって民主党に投票したがることだろう。
それに、苦労しているお百姓さんたちに個別にお金をあげたり、ガソリンの暫定税率を廃止して激安にしてくれたりと、本当にぼくらの生活のことを慮ってくれるやさしい政党だ。
「これはどうしても民主党さまに勝っていただかねばならない」
ぼくらの中の何人かはその心意気に感激して、いそいそと選挙にいくことだろう。
今の野党、与党、どちらが選挙で勝っても、ぼくらにはすばらしい暮らしが約束されている。
なんともうれしいことだ。
ただ、マニフェスト(政権公約)とは、もともと「船荷目録」という意味だったようだ。
その荷が重すぎて、沈没しなきゃいいけどね。
船はすでに相当に老朽化して傾いてることだし。
できれば、その修理の方を先にやってもらえたらもっといいんだけど・・・
とにかく、面白いからどこまで荷が積み上がるか、両党の誠意ってものを見てみよう。
いやー、ひとは口先ではなんとでも言えるもんだねえ。

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