鳥インフルエンザ


これが 今 アメリカでちょっと話題になってます。


鳥インフルエンザ自体は


1996−97年に

香港で

鳥から人への感染による

初の死亡報告例が出て以来

ずっと 経過観察されてますから


今更 珍しい疾患でも何でもない。

少なくとも 約30年 一般にも

広く知られてる

ウィルス性疾患です。


じゃあ なんで それが今 アメリカで

改めて 話題になってるか?


と言うと


過去30年 鳥インフルエンザには

流行の波があって


それは総じて


1: アジア 特に東南アジア中心に起きていたので、北米にとっては 割と 他所事だった。


2: これまでは 鳥から人への感染が起きても、

それは散発的で

人から人への感染に発展する事は

ほぼ なかったんですね。

要するに 異種間の単発感染で終わることがほとんどだった。


これはサーズなんかも同じです。


サーズも 最初はコウモリや齧歯類等から人に感染して

中には重篤化して 亡くなるケースが

あったけれど

基本的には そこから先 人から人に容易に

感染が拡大するって言う事はあまりなかったんですね。


で、その前例が破られたのが

周知の通り


サーズ2=コビット19 によるパンデミックだったんですけど



今回の鳥インフルエンザも

パンデミックに発展する段階に来てるんじゃないかと 懸念されてるんですね。


そう言うと


「また、奴ら 新たなウィルスをばらまく気だな」


と 安物映画みたいなストーリーに飛びついちゃう人がいるんですけど、


よく陰謀説で言われる


プランデミック


=あらかじめ

ファウチとか ビルゲイツが ユダヤ人組織と関わって 人為で作ったウィルスを ばら撒いて

どうのこうのっていうのは 


今の科学の力と

ウィルスの性質って言うことを知れば知るほど

ほぼ不可能で荒唐無稽だって言う事に

気づくと思いますし 気づかなきゃいけないんですね。



ウィルスって言うのは 次々に現れて

ビルゲイツがいなくても

生存本能から 

勝手に変異して

感染拡大対象を増やして行くものなんですね


ただ、先のパンデミックの場合は


中国の研究所で

自然界から集めたウィルスのサンプルを


ネズミに移植した人の肺細胞


で増殖させる実験をやっていたことがわかってるので 陰謀の恰好のネタにされてしまった部分があるんですね。


(しかも この手の実験って言うのは

何処の国でもやってる事ですから

それを 陰謀だと言うのは 余りにも

世間知らず)


で 基本 ウィルス自身は 人為ではなくて

突然変異の産物であるにしても

人間にうつりやすいウィルスだった可能性があるんですね。


中国が まだ 思いのままに

遺伝子を 好きな箇所いじって操作する技術は

持ってなかったとしても


人に 感染しやすい環境に

ウィルスを わざわざ 追い込んで増殖していた。


=自然派生であっても、環境を強制的に変えた


この可能性は あるんですね。


だから 初期に大騒ぎになった武漢での

コロナ感染患者のウィルス サンプル


これを

中国は決して世界に公表しようとしないんですね


これはおそらく

初期の患者から取り出したウィルスが

既に自然界には存在しない

強制変異を起こす環境を与えた中からしか出てこないような遺伝子構造だった。

あるいは そういうものが、研究所から漏洩してかなり時間が経って進化したものだった。


つまり、パンデミックは2019年の12月とかではなくて、もっと以前から起きていた。


この辺の事が ばれて欲しくないために、

中国は いろんな情報を隠蔽してしまった可能性があるんですね


なので ブラックボックスに入って、事実が見えない分 陰謀説とかがはびこる余地を残してしまったと思うんですね。


もちろん 中国も

意図的に自分の国にばらまくつもりはなくて、管理体制が悪くて 失敗で漏れたって言う可能性が大きいですけれども


それは、中国の 管理体制が杜撰だったからで


では なぜ 管理がずさんだったか?


と言うと



乏しい予算で 

途上国レベルをやっと抜け出した位の装備で

欧米に追いつけ追い越せで

無理な実験や研究を重ねていた。

それが漏洩事故につながっただろうと。


ちなみに 研究者は割と、優秀な人が揃ってるんですね。


中国の理数系の底力っていうのは、すごいものがあって 中国の研究者の質っていうのは、世界でもトップクラスに食い込めるんですね

なので、こういう人たちが 欧米で学んで

やがて、中国に帰国した際に


中国の研究機関とか、製薬業界で働かされると

給料は安いし 装備はお粗末だし


国家からの命令で、重労働を強いられるので

疲労が蓄積してしまったり、

不満が溜まって

労働意欲も結構低下してるんだと


息巻いてるのは

中国共産党指導部と軍の幹部位で

前線で働く研究者たちっていうのは

疲弊し切っていた


そう言う 報告書なんかも出てきてるんですね。


特に、欧米の大学とか、研究機関で

学んだり働いた経験がある人が帰国してる場合

母国と かつての留学先とかと滞在先の労働環境があまりにも違うって言うことで、フラストレーション溜まってる。



これが 漏洩事故に

つながったんじゃないかと


現に、過去、北京の陸軍が所有する

トップクラスの研究所なんかでも


ウィルスが実験室から漏れて、

廊下の冷蔵庫とかにまで飛び火して、

危機一髪で事なきを得た。


って言うような事例が、数年の間に4回ぐらい報告されてるんですね。

これ 外に漏れてるだけで これだけある

=もっと頻繁に事故が起きている可能性がある。



で 欧米諸国も この事をを非常に危惧していて

特に カナダ、フランス、アメリカなんかは

パンデミックでも起こされたら大変だって言うことで


衛生管理に関する講習会等を開いて

技術指導をしていたんですね


そのことを 陰謀説が

話しを変えて


欧米の指導によるプランデミックだった。

ファウチが〜


みたいな とんでもない馬鹿話しに

脚色してるんですけど


欧米は


むしろ パンデミックを起こさないように

安全指導をしてたっていうのが本当の話で


しかも


あの中国の研究所に1番技術指導をして

近いところにいたのは、アメリカではなくてフランスだったんですね


それが証拠に

例の武漢のコロナウィルス研究所の

主任研究員っていうのは 

アメリカではなくて、フランスに留学していた経験を持つ研究員だったんですね


なので 陰謀説も

話の辻褄が合うようにするなら、


本来なら フランスが1番叩かれるはずだったんです。


が 

そうではなくて、陰謀説は

アメリカって言う国を潰さなければいけないって言う意図があるので、


ロシアの傀儡であるトランプ人気を高める為に


アメリカの従来型の組織のメンバーを叩こうとして、こういう嘘が出てきたんですね


結果


アメリカのFDAとか、CDCが叩かれて

そこの職員も ファウチをはじめ

無実の罪で、ぼろくそに叩かれて

さらには、アメリカが主導権を握っている

国連やWHOって言う世界秩序も壊すために

WHOのことも激しく非難してるんですね


そして パンデミックを回避すべく開発したワクチンの中で1番効果があって、優秀なファイザーこれも アメリカの看板企業ですけど、

それの信頼も損なうように

ファイザーばっかり叩いてるんですね。




いまだに ワクチン生物兵器だとか

言ってますけど。


これらの情報を流してるニュース源って言うのは


トランプ政治の嘘を流してる、

デマ関連のフェイクニュースサイトで


ロシア 極右 宗教団体

このどちらか あるいは全てが関与してる

誤報の巣窟で

全く信頼に値しませんし


アメリカ政府


といっても

フロリダ州とかアリゾナ州とか

他にもオハイオとかアイオワとか言う


トランプカルトに染まった

デマ議員が暗躍する州では



今現在


科学に基づかない

政治的意図に基づいた

医療やワクチンに関するデマを

政治家が平気で流して

そこに追従する 詐欺医者も出てくる


と言う一種の無法状態になってるので


アメリカで 

ついにワクチンに違法性が認められた!!

潮目が変わった!!


とか言うタイプの見出しには

注意が必要ですね




とにかく


今 鳥インフルエンザっていうのは

鳥から牛に感染が広がっていて

更に 牛の間で 


牛から牛への感染爆発が起きてるんですね。


で 牛っていうのは、人間と同じ 哺乳類ですから


もしも、牛の感染爆発型が

人にうつった際は


哺乳類同士の感染 と言う事で


鳥から人への感染よりも

容易なんじゃないか?


つまり、鳥インフルエンザ ウィルスっていうのは、鳥類から哺乳類間に流行の対象を進化拡大させてきている。


いや、それでも


サーズだって、

コウモリや 齧歯類 ラクダって言う

哺乳類を介して人に感染したじゃないか?!


哺乳類同士の 異種間感染なんて今に始まったことじゃない。

 なんで 今回の牛の時だけ

そんなに心配して怖がるんだ?


やっぱり 煽って

これから第二のパンデミックを起こす。陰謀なんだろう!


となるんですが


牛っていうのは、アメリカにおいて


鳥以上に 人間が 良く消費する食材で


乳製品とか食肉として食べる機会が多い。


ここが 同じ哺乳類でも

ラクダや齧歯類とはちょっと違う点なんですね。もちろん、コウモリや ラクダ ネズミを食料にしてる地域とかもあるけれど 局所的な習慣で


北米全体の 牛文化のように

広範囲に及ぶ食文化ではないと思うんですね。


で 感染爆発って言うのは

感染の裾野が広がる程 起きる率が上がる


ので 


牛同士の感染爆発が

人に飛び火する事が懸念されている


そもそも

哺乳類ではない鶏からだって

人に飛び火してうつるわけですから


哺乳類同士の感染、

つまり牛から人への感染っていうのは、

鳥から人への感染よりも、

類似性が高い分 もっと簡単で


一旦 人が貰ったら

人から人への感染爆発とかにも

発展しやすいんじゃないか?


と心配されてるんですね。


で これまでの


鳥から人への 感染は

基本的に、少数で


たいていの場合


鶏の食肉加工を行っている作業員とか

養鶏場勤務等 何かの形で 


直接 鳥と接触する機会が多い人が感染して、

発病しても 感染自体は、そこでストップ、人同士には拡がらない


と言うケースだったので

感染経路を突き止めるのも

比較的簡単だったんですね。


ところが

もしも牛から人に感染した場合

哺乳類同士なので、もっと感染する頻度が高いと仮定すると

牧場や食肉加工で働いている人の多くが

鳥インフルエンザに感染して

さらに、それが 

人から人へ容易にうつる型に変異するんじゃないかと



更に

鳥インフルエンザに感染した牛から採取した

乳製品、や 食肉を食べることによって

直接 牧場や食肉工場で働いていない人までもが

鳥インフルエンザに感染してしまって?


大勢の人が感染する



=人の体内で感染するたびに、

変異を起こすのが ウィルスですから


やがて人同志の

感染爆発を起こす可能性が上がるし


そうなったら

感染源の特定も非常に難しくなって

感染拡大の防止も困難になる。


しかも アメリカっていうのは

大国ですから

世界の様々な地域とも つながっているわけで

アメリカで感染爆発が起きたら

これが世界中のパンデミックになるのは、時間の問題だろうと


だから、神経質になってるんですね。


ただし


鳥が重篤化した ウィルスだからといって

同じウィルスが変異を起こして牛に感染しても、牛が重篤化するかどうかは分かりませんし

牛が 重篤化したとしても


それが人の重篤化を引き起こすウィルスになるかどうかはわからないんですね。


もちろん逆も然りで、


鳥とかには軽症のウィルスでも、それが他の種類の動物に移ると非常に激症を起こして、死亡率が上がる場合もあります。


例えば、コビット19なんかは、


コロナ ウィルスの中のベーター系の一種が

コウモリから人に感染して

何百万人って言う死者を出したんですけど


これ コウモリに とっては 

単なる常駐ウィルスで

多くが ウィルスを保持しているけれども

重篤な症状とか全く現れないんですね。


ので

今回の鳥インフルエンザが

牛に移って それが、人に来たときに


サーズ2のような 大騒ぎになるかどうかは誰にもわからないんですね


でも、こういう場合は

やはり最悪の事態を想定して、用心するに越したことはない


と言うのが、FDAとかCDCの見解なんですね。


なので 陰謀説が言うように


「また、ありもしない。脅威を煽っている。」



とか言って ワクチンとか、その他の予防策を怠ると場合によっては悲惨なことになる。


公衆衛生の呼びかけっていうのは

恐怖を煽る陰謀とは、全く別の次元だ


って言うことを大の大人が理解できないっていうのは致命的ですね。


これいつか 


人に感染して、重篤な症状を起こすパンデミックが来たときに


公衆衛生に対して、こんなに信頼度が低下していると、最悪のことを起こす可能性がありますから

デマを拡散するっていうのは、場合によっては殺人罪にもなるわけです。


で 現に


今 アメリカに流通している

乳製品から ウィルスが検出される割合が

猛スピードで上がっていて

なんでこうなるかと言うと


ウィルスに感染した牛の特定が難しいんですね




人間がコロナに感染した時と同じで

今回の鳥インフルエンザも

牛が感染した場合


牛に


重篤化

軽症

無症状感染


と いろんな症状が出てきて


軽症と無症状感染の場合は

たとえ感染していても

PCR検査とか行わない限り

外からはわからないわけで


そのせいで 市販の牛乳とかに

鶏インフルエンザに汚染された商品が

急速に増えてるんですね



牛乳のサンプルとって調べると


最初は全米の 数州ほどの地域限定で

検出されていたウィルスが


数週間後の今になると

全米市販の20%ー30%の牛乳から

鳥インフルエンザが検出


そういうスピードで感染が広がってるんですね。


では 鳥インフルエンザ にかかった牛の牛乳を


人が飲むと どういうことになるか??

人にも感染するのか?

ここはまだ誰にもわからないんですね。




ただし、このインフルエンザウィルス

っていうのは比較的弱いウィルスなので


冷凍されたり、加熱されたりすると、再起不能になってしまって、感染を起こすって言う事はまずありえないとは言われているんですね


で、アメリカのスーパーなんかで普通に市販されている乳製品っていうのは、たいていは低温か高温で殺菌されてるので


おそらくインフルエンザ ウィルスっていうのは不可性化 あるいは死滅しているので、


消費してほぼ差し支えないだろう


っていうのが 今の

FDA や CDCとかの見解なんですけれども


低温で ある程度長時間滅菌した

低音殺菌牛乳が100%安全かどうかって言う事はまだ保証できないので、経過観察が必要だって言うことなんですね


あと

歳とると、みんなぶくぶく太り出すって言うのが 妙に納得できる話だなと思ったんですけど


脂肪には

ウィルスや人の細胞の別を問わず

すべての細胞を 外からの攻撃から守って保護してくれる役目があるらしくて


人間も 老化して体が弱ってくると

ウィルスなんかに感染した場合に

若い時より やられやすくなるので

細胞が脂肪にくるまって、脂肪を防御壁にして

自分を守ろうとするらしいんですね


だから、年取ると贅肉がついたりデブになったりする。新陳代謝が落ちるっていうのも、実はそういうことなんじゃないかと思ったりして

自分が太ってるのも決して

怠けてるとか、悪いことばっかりじゃないんじゃないか?(爆)

年寄りって

とことん長生きしてる人っていうのは

割と細いんですけれども

その超高齢になる前に 1度 大病とかして

それまで結構太ってたんだけど

病気で げっそり痩せたりしてることもあって


、脂肪っていうのも

いつも無駄についてるだけんじゃないな


って言うことも感じるんですけれど、、



同じことがウィルスにも言えて

ウィルスも一旦感染して、どこかに取り付くと


簡単に退治されてたまるか


って言うことで、

周りにある脂肪を使って自分を防御するらしいんですね

(と言う事は ↑とは 矛盾するけど

デブ程 病気しやすいって言う一面もある?)



何が言いたいかって言うと


牛乳にウィルスが混入してる場合


低温殺菌なんかやっても

乳脂肪分が高いものほど

ウィルスが脂肪を隠れ蓑にして、

生き残る率が上がるらしいんですね


なので、乳脂肪分の低い牛乳を滅菌したのと

同じやり方と時間で

脂肪分の高い牛乳を処理すると、

ウィルスの滅菌が難しいんじゃないかって言う。その辺も心配されてるみたいで


後は 韓国料理とかにもありますけど、


お肉のお刺身とか

生でお肉を食べる習慣とか


アメリカのステーキなんかでも

あんまり火を通さないで焼いてくれっていう人もいるんですけど、


そういうのも

もしかすると問題があるかもしれない?


。今 何も詳しいことがわからないんで、

過度に神経質になる必要は無いんですけれども、


最近  気候変動とかによる

干魃や洪水で

タダでも 食肉牛とか数が減ってるので、


簡単に殺処分って言うことも出来ないし


牛乳とか卵とか牛肉を食べない


って言う事は

不可能なので


気になるなら

一度加熱して食べるとか


各自が 原始的で面倒な方法で、牛乳とか

使用する以外に

やりようがないのかなと、、、。