30年以上前?に流行った漫画


シティーハンター


の実写版がネトフリで始まった。

(アメリカでは 昨日4/25 から)


私は ほぼテレビを観ない家庭で育ったせいで

大学から一人暮らしを始めたら

その反動で?


いっとき

バカ番組 見放題の時期があって

その時 これもちょっと見た覚えがある。


で 人気になるだけあって

面白いけど

水戸黄門とか遠山の金さんと一緒で


ある程度見ると

飽きが来て


毎週とか毎エピソード観るほどのファンにはならなかった。


なので

オリジナルの雑誌や単行本もついぞ一回も買わなかったし

テレビアニメも 途中から見なくなってしまった。


が 当時 塾講師をしていた先の教え子が

これが大好きで


勉強の合間の雑談で

(眠気覚ましに興味を引く話題も

出さないと ゆとり世代は お勉強してくれない。私ら世代のように 怒鳴ったり 物差しで 引っ叩く とか もってのほか)


シティーハンター

ドラゴンボール

湘南爆走族


この辺は 話題になる事が多かった。

「湘南」も 生徒が 本を貸してくれたので

ちょい読んだ事がある。(お互い 宿題 と言う事で 先生も 湘南を三巻まで読んで感想を言うから あんたらも 数学と英語の宿題をやって来いみたいな)



とまあ 懐かしいので


ネトフリで 1話 見たけど。


日本の映画って

レベルが上がったなと


オープニングとかも

上手く作ってあって


大昔の日本映画の良さと言うか

泥臭さが消えて


すっかり ミニハリウッド化したなと


もちろん 小津安二郎的世界観も良いけれど


やっぱり アクションには

ハリウッドスタイルの方が向いてる気がする。



ただ 惜しいと思ったのは


数分のイントロ的 ストーリーの後

オープニングのタイトルと音楽を流したのは良いが


それが



まるっきり


マーブルコミックのパクリ方式


だった点


これは ミスったなと思う。


マーブルも シティーも かつて人気アニメだったアクション系の実写化なので

路線が一緒なのは解るし


確かに マーベル映画の


コミック雑誌のページをパラパラと

めくるようなオープニングは



テンポと色合いが

酷くカッコイイ。


私も最初


キャプテン アメリカ?


で このオープニングを観た際は


なんて洒落た カット割だろうと

惚れ惚れした。



でも

こちらは 

1940年代を舞台にしたコミック雑誌

がオリジナルだから


こう言う

レトロな本を開く感じがしっくりくるわけで


80年代の キラキラして

忙しない東京のイメージとは

テンポがずれている


日本の80年代と

アメリカの40-50年代は

それぞれの黄金時代だと言うのは

わかるが


黄金時代=全て同じ


ではない。


やっぱり


この場合は


当時のテレビでお馴染みだった


主題歌を(今風のアレンジ版でも良い)


使って


東京の夜景を

もっとスピード感を持たせて

映すべきだったかな


と思う




マーブルに憧れて

日本でもハリウッドかそれを超える

アクションを


と言う 製作者の意気込みが

前面に出過ぎた気がする


どんな名作でも 必ず

ヒントと言うか 影響を受けた作品が存在する物ながら


そのモデルが 視聴者側に

一発でばれるようでは


コピペと言うか 消化不良だと思った


影響を受けた作品は

自分なりに消化して

コンセプトはいただいても

表面に流れる作風は自分だけの

オリジナル性を持たせないと

駄作に終わってしまう


後 オープニングって結構大事なので


その点だけ ちょっと

惜しかったかなと思う。


全体の出来は良いと思うので、、。


追伸 

(これ 最初の30分を観た感想です)


以上 偉そうに一体何様


と言うコメントだけど

自分だけの独り言なので、、、