メリーランド州が南部に属するのか北部なのか未だに判定がつかない たこ焼きさんでありますが、一つ、はっきりしているのは、ここまで来ると、NYなんかと違って、南部の影響、かなり大なのである。。
人の話し言葉が半分くらいの確率で、南部訛り である。
さらに、黒人の人の話す、英語と、南部訛りの違いも、今ひとつわかんない たこ焼き である。南部訛りの白人は黒人英語とは微妙に違う発音らしいが、 私の耳には どちらも、非常に良く似ていて、独特のアクセントがある。
ところで、私は、関西人である。幼稚園から高校まで通った学校は全て、奈良県と大阪府である。したがって一緒に遊んだ友達はみな、コテコテの関西弁である。
が、家系的には、兵庫と広島の混血である。だから、一歩、家に入ると、また違ったアクセントワールドが待っていた。
広島というのは、独特の方言があるが、アクセントは東京に近い。これは参勤交代の影響だという。
地理的には大阪より、江戸から離れた所にある広島であるが、城主が地元でも江戸駐留中の話し言葉を強要したので、これが、ご城下にも広まったという。
一方で、商人の街、大阪は参勤交代がないから、独特のアクセントが広まったという。
と言うわけで、、東京アクセント、大阪アクセント、ついでに、菅原文太さんみたく、
「ソーラーエナジーじゃけん」
もみなOKの私である。
ついでに、なぜか、友達の多い、九州のアクセントもそれなりに、結構器用にまねしてしまう。
が、茨城から北の東北弁にはちょっとてこずってしまう。
そもそも、物まねの第一歩、「聞き取り」の段階でコケてしまうのだ。
何を言ってるのかさっぱりわからない事がある。
例えば茨城あたりも、元、福島とか山形の人も結構いて、そういう人が茨城弁を使うと、文末の「ダッペ」は、良いとして、途中のアクセントが西日本とは、あまりにかけ離れてるのである。
以前、つくば市で暮らしたとき、そこの老人とおしゃべりしたら (オリジナルには東北人である)、、
「今朝、道の駅 で果物、買いました」
と言った私に、
「んなら、定価でなくて、値切れば良かったのに」
と言ったはずが、私には、「値切る」が「握り棒」に聴こえたんである。![]()
こうなると、耳も去ることなが、カンというか、私は頭も悪いのかもしれない。。。
とにかく、「握り棒」と言うのは、電車とか、遊園地の乗り物についている、安全バーだと思っているから、何で唐突に、そんな単語が出たのかわからない。
まさに
「ヤブから棒」
である。
「はあ??」
「握り棒!(実際は、「値切れば」)、握り棒。!」
と、当時暮らしていた、官舎の管理人のじいちゃんは繰り返す。。。
「あ????」
相手はあきれ返ってしまって、
「果物だよ!。あんた果物買ったんだっぺ?!」
と言うのだが、それがまた、私の腐った耳には、
「ケダモノだよ。あんた、ケダモノ食ったんだっぺ?」
「いいえ、そげな物は食いませんて。時に、この辺、イノシシとか出るんですか??
オイラ一階に住んでるから、そりゃ、物騒だっぺな」
「なぬを、言ってるべ? いぬしし なんて、言ってねえーよ。おいら、ケダモノって、言ってんだぁ。ケダモノだよ!」
「だから、、熊とかトラの、 あの ケダモノ ですよね?」
「あー、あんたも、わかんねー人だ!」
と、お互い 話せば話すほど、明後日の方向に、話題が飛んで収拾がつかなくなってしまった。。。元々は、買った果物のおすそ分けに行ったのに、
しまいに、その地元のじいさんを怒らせた挙句、愛想を尽かされ、しかとされてしまったんである。。。ナニをやってんだか。。。
話しが長くなったが、母国語でもこの程度の耳であるから、英語で南部訛りをやられると結構苦しいのである。
レストランで、
茶をくれ
程度の事も相手通じにくかったり、、もっと悲しいのは相手が何を言ってるのか、人によっては全然、わかんない事もある。。。
旦那様が最近借りた、倉庫の管理人のおっさんが、これである。良い人であるが、意思の疎通は、地球人対ET並みである。。。と言うわけで、私が一人で、あの倉庫へ行く事はまずないであろう。。。![]()
南部英語を聞いてみたい人は
トムハンクス主演の、「フォレストガンプ」
とかを見ると雰囲気がわかるかもしれない。
ちなみに、借りた倉庫屋のおっさんは、ノースキャロライナ出身で、アクセントに加えて、地声がかなり低音である。この声質の音域も耳にかなり影響する。(と思う)。
それが証拠に、同じ南部アクセントでも彼の奥さんのしゃべる事は比較的聞き取れるんである。
以前、エルビスプレスリーのライブビデオを見たとき、歌と歌の合間に、やっぱり、こんな感じで、しゃべってるのをみて、
「何言ってんだろ???」
と思ったことがあるが、それに酷似している。
と、ここまで、書いて、今日は、ミリタリーハウジングの話しを書くはずだったのを思い出した。
どうしよう、、すっかり忘れてた。
また次回にします。
