ヒメボタルが一斉に羽化♪ ~奥丹波 | 美味しく、楽しく、生物多様性ブログ!~NPO法人森の都研究所

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生態系の専門家である前に一人の平凡な父親として、豊かな自然を子や孫に伝えたいから、処方箋を皆さんと一緒に考えていきたいと思います・・・

農家も、ヒメボタルファンも、長らくカラ梅雨を心配していた丹波市内(兵庫県)ですが、

先週19日前後の雨が効いたようで、今夜はたくさんのヒメボタルが明滅していました♪

ヒメボタルは本当に小さな蛍で、体長でいえばゲンジボタルの3分の1以下!


でも、とても陽気な金色の光を放ちます。


    ↓ ヒメボタルは、赤地に黒の背中模様が小さいのが特徴のひとつ



森からの贈り物 ~森の都研究所・丹波 ~楽しく暮らして生物多様性保全&地域再生?!-ヒメボタル

   ↑ 大きそうに写っている ヒメボタル(笑)


   ↓ 実際は、5㎜余りなので、ヘイケボタル(瓶底)よりもさらに華奢で小さい(瓶壁)



森からの贈り物 ~森の都研究所・丹波 ~楽しく暮らして生物多様性保全&地域再生?!-姫と平家

丹波市市島町内には、例年観察されている生息地が4箇所ほど報告されていますが、そのうちの


ひとつに程近い、論文等に報告されていない林で、今年もピカピカ20匹以上が光っていて、ほっと


安堵。。。



実は、春先に30年ぶりほどになる間伐が行われ、やや乾燥化が進んだので、心配していました。


来年以降、どうなるのか要注目ですが、間伐が良い方向に影響すれば、と願っています。



ヒメボタルは、まだまだ生態に謎が多いホタルなのですが、もともと 「昼なお暗い照葉樹林に棲む」


と言われていますが、照葉樹林がしばしば伐採されてきた場所でも、条件の合致した針葉樹植林


地では生きていけるようなのです。 ただ、どこの森林でも居るわけではなく、植林地でも増加傾


向と見られる林がある一方で、一度消滅したまま復活しない照葉樹林もあるようです。



丹波市の東部では、かつては広域にヒメボタルが生息していたのではないか、と推測されますが、


現在の生息状況はほとんど調査されていません。 もし、お近くで今年確認されたら、あるいは、


たまたま訪れて見かけられたら、こそっとご連絡ください(・・・博物館などと情報交換しながら


追跡調査させていただきます)。