里山は一日にしてならず・・・
棚田で作物と生きものに向き合っていて、日々感じていることですが、
ましてや、国を挙げての 自然と共生する社会づくりは、一日どころか、一年にしてならず・・・
国家戦略、という形で、省庁を超えたロードマップづくりが進行中です
夏休み、8月5日までの市民の宿題は、これを読んで、意見を述べること・・・?(笑)
出典URL; 環境省 http://www.env.go.jp/info/iken.html#990
2010年の愛知での国際会議、CBDコップテン(生物多様性条約第10回締約国会議)を
踏まえて、専門家等の委員を中心にまとめてきた案に、市民の視点を追加するチャンスです
生きものの多様さ、生態系の豊かさが、私たちの暮らしの豊かさを支える土台なんだ、
という趣旨の記述がしっかり書き込まれていて、それが崩壊しつつある綻びを、この先2020年までに
どう繕っていくか・・・というのが、今回の改定の主眼です。
農地、森林、海洋などの、生態系の場については、農水省、国交省、文科省などとの協働が明記
されていますし、東日本大震災後の復興政策にも言及されています
ただ、さらに踏み込むなら、停滞気味の経済活動そのものへのテコ入れも視野に、
消費行動や経済活動のエコシフトについて、経産省にも一層リードしてもらいたい気がします
(もちろん、既にいくつかの項目では経産省も加わっています)
たとえば、 2010年に採択された愛知目標の第3項目は、国や自治体などの助成金制度など
を意識して立てられた目標ですが、
「(生物多様性を損ねるような)負の奨励措置をなくし、正の奨励措置を推進する」
というもので、まさに産業振興(主に経産省主管)のありかたひとつで、プラスにもマイナス
にもなりうる、ということが明示された目標です
・・・などなど、あれやらこれやら、皆さんも、気づいたことを送ってみませんか?
できれば、「具体的に」 がいいようです
★ 環境省パブリックコメント欄
http://www.env.go.jp/info/iken.html#990
⇒ コメントの送付手段は、Eメール、FAX、郵送のいずれでも可だそうです
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今夜も、皆さんに素敵な夢がたくさん訪れますように。。。
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