暑い日とちょっと肌寒い日が交互に来ている気がしますね

今年は冷夏であってほしいと細やかに思っております



さてさて、最近レスポールのネック折れをちょっと仕入れてみました



こんな感じで塗装はヒビが入り手で触ると…あー、折れてるな。と誰もが思うかと思います

我々のリペア業をするなかにもこう言った物を取り直して販売させていただくと言う人はいらっしゃるかと…私もその一人でございます


なんと言いますか、直してまた使える様になったらいいなぁ〜と言うとこからやっていると言うのもありますかね(^◇^;)



ではでは、早速作業していきましょう

先ずは折れている部分の材のささくれや塗装なんかを綺麗にしますケースバイケースですが折れが酷い物は他の直し方を考えます

これは、大丈夫そうだな、、、と思い一先ず接着をしました




乾燥後このまま接着のみでも良さそうですが、ユーザーさまにこちらは使って頂くギターですので当てを入れてもう少しやっていきます


当て材を入れる準備です

本体側をちょうどいい所まで落としておきます


当て材を作ってきました

材料は同じマホガニーが良いかと思います




補強材を接着出来たら少しづつ加工です

僕は割とこんな感じで本体側と繋がればいいなぁ〜と大雑把にやっていってしまう所があったりします

当然、落としすぎると元には戻れないので繋がりそうになってきたら慎重にと言った所でしょうか





後はネックグリップに多めの打コンです

少しなら許せるのですがここに凹みがあるのはスライドした時なんかにあたるとちょっと嫌なんですよね



と言う事で全部塗装落として磨き直していきたいと思います


一通り作業も終わりましたので磨いて塗装です

ちゃんとマホガニーネックだと言う事も分かりましたね



こんな感じです

元々、ヘッド裏に付けられボリュートと言われる補強も付いていましたので私もその通りにしております

あると結構喜ばれ事も多いので製作でも付ける事が良くありますね





ネックグリップもこんな感じになりました

作業動画がYouTubeで見れますので良かったら覗いて頂ければと思います



まだフレット交換などもしたいので仕上がりではありませんがロットも効いているが確認出来ていますので気になりましたらHPまでお気軽にお声掛け下さい

物は恐らくEGC-900か750だと思います

フジゲン90年製造ですがこの頃仕様がかなり細かく変わっているようで作りは一緒でピックアップが違うとかあるようです

セットネックの中ゴジョイントです


HP URL



ではまたです