ヴァーノン市(Vernon)から車で1時間、メーブル・レークPPです。市から離れるとどんどんと田舎道になって行くドライブも、景色が良かったです。とても素敵なキャンプ場だった記憶なのですが、写真をほとんど撮っていませんでした。

 

穏やかなメーブル・レーク。山火事の煙が少し流れ込んできていています。町から遠いせいか、長く広がる砂浜のビーチは、全然混んでいませんでした。

 

キャンプサイトのすぐ裏には倒れた木々がそのまま放置されていて、平均台のようにその上を歩いて楽しんだり、この木はちょうどシーソーのように動いたりしました。

キャンプ場の管理人さんが「このキャンプ場の周りはヤマアラシ(porcupine)が出るから、ハイキングに行くなら気をつけてね!」と教えてくれました。残念ながらヤマアラシには出会えませんでした。

 

 

 

プリンストンという小さな町から、舗装されていない山道を車で走ること35分ほど、集落のような谷合にひっそりと、オッター・レークPPがあります。この湖にはオッター(かわうそ)が住んでいるためその名が付けられたそうです。

 

キャンプ場はレークの北寄りに位置しますが、レーク南端に広いビーチがあるので、車で5分ほど戻ってきてそのビーチで湖水浴をしました。そこからは北に延びていく湖と山々の奥行、永遠に続くような青空、ゆっくりとした時間の流れに身を任せて、頭の中も空っぽになるほどリラックスできました。

 

キャンプ場内にはリス(Chipmunk)がたくさんいました。割とどこの公園にもいます。バンクーバーみたいな都会の公園にもいます。すばしっこいのでなかなか写真に写ってくれません。

 

キャンプ・サイト内に野生のラズベリーが生えていました。小粒の実も熟していたので、時々つまみました。

 

 

 

カムループス(Kamloops)市から車で25分ほどのところにポール・レークPPがあります。カムループス市は砂漠のようなと言われるほど乾燥した場所で、市内から見える山々も木が少ないのですが、驚いたことにキャンプ場へ向かう途中からどんどん緑が深くなっていきました。

 

ポール・レークの向こうにある山なんて、普通に木がびっしり生えています。夏には市内からも日帰りで湖水浴を楽しみに来る家族も多くいます。湖畔のピクニック・エリアに見える青や水色の物は日よけテントです。赤ちゃん連れの家族がよく使っています。

 

山を登って行くトレイルは、子供でも、元気なお年寄りでも登れます。30分ほど登ってたどり着く頂上からの、湖を見下ろす絶景。山と谷と湖が織り成す微動だにしない景色の中、雲の影が山の上をゆっくりと移動してく様をしばらく眺めていました。頂上のトレイルに柵はないので、足元に気をつけてください。