前号( 6/15 #6)の続編

【ケイ・コウエン】  濰坊での知人の縁者(姪)で、教え子ではないのだが日本での3年研修時に宇都宮を訪ねたり東京見物を案内したりして、教え子同様に接している。年齢的にも同世代でもある。前回はゆっくり青島の案内をしてもらったが、今回は余り時間が取れず、一緒に朝食を摂ったあと海の公園をちょっと歩いただけで、タケシ君の見送りの車に同乗して新幹線駅まで送ってくれた。落ち着いて心優しい子である。

シュウ・ソウソウ】  私が経貿学院を去る前日の送別会で、学年を代表してタケシ君と共に送辞を読んだ学生。前回は日程に入れてなかったのだが朝早くホテルに面会に来てくれ、次の訪問地に発つ長距離バス駅まで見送ってくれた。そのため今回は予め烟台駅での出迎えとホテルへの案内を頼み、市内を少し案内してもらった。そのあと学年の違う下の2人と共に一緒に食事をした。日本研修の経験はないが、経貿学院後曲阜師範大学に進んだ聡明な子である。

【イー・カカ】
   ホテルや新幹線の予約をはじめ烟台でのお世話役をしてくれた。学生時代は目がくりっとして愛らしく、教壇から目が合うとはにかんで視線を落とす姿を思い出す。今やすっかりレディである。食事の翌朝、新幹線に間違えずに乗るよう出勤時間を遅らせて見送ってくれた。手には実家で栽培しているリンゴを20個近く持って(このお土産にはビックリ!)・・・。彼女には「早く彼氏を見つけろよ」といつもハッパをかけているが、純朴で愛らしい子なのだ。

【ウー・ピン】
   学校時代はイーさんと同郷・同部屋で大変仲がよく、いつも隣り同士に座っていた。クラス一番の美人でスタイルも抜群だった。今でも2人は親交があるという。彼女には高校時代からの彼氏がおり、前回訪問の時には紹介してくれて一緒に食事もした。ブティックの仕事から現在は病院の職員で日本語とは縁がなく、すっかり日本語が錆びついていた。

      
青島を発つ前ケイ・コウエン/  烟台を歩いたシュウ・ソウソウ/ モデルのようなウー・ピン/ いつも愛らしいイー・カカ