東京の歴史や伝統の香りを残す浅草とニュー東京の新名所になったスカイツリー。歩いても行ける距離のこの2つのスポットをセットにする観光客は多いのではないかと思う。その割には2つを直結するアクセスがいいとは言えない。ちょっと疲れた時や足が達者でない人など、一番手っ取り早くは今人気の観光人力車だが、単なるアクセスとしては高すぎる。東武線や地下鉄もたった一駅のために階段を上ったり下りたりしなければならず煩わしい。これをコミュニティ・バスで循環すればよさそうなのだが・・・。
    そんな苦言はともかく、東京見物には欠かせないこのスポットに研修生たちを案内した。浅草では雷門で記念写真を撮り、土産店を覗きながら仲見世通りをぶらつき、浅草寺本堂に参拝する・・・これがパターンであった。今や中国人の観光客があふれ、中国語でマナーを訴える張り紙をした土産店も見られる。仲見世通りから本堂前に来るとスカイツリーがどーんと見えて、参詣客たちが声を上げる。本堂参拝後、昼食時間帯であれば天ぷらやかそば屋に入るが、その時間は大概どこも待ち客が列をなしている。
    その後がスカイツリーとなるのだが、実は3組を連れて行った内2組は2012年の開業前なので遠くから眺めただけであり、開業後に行った時も余りの待ち時間に展望台に上ることは諦めた。因みに私自身が展望台に上ったのは開業2年後のことであったが、眺望の点で言えば無料の東京都庁展望室の方が私はお気に入りである。