鎌倉まつりの最終日は流鏑馬です。八幡宮の参堂を横断するコースで行われます。外国人観光客も多く、英語の説明もありました。鎌倉に住んでいるからには一度は見ておきたいと思い、出かけてみました。


現代の流鏑馬ではサラブレドの馬が使われます。当時の馬はもっと小さくスピードも遅かったと思われます。サラブレッドは体も大きく、なんといってもスピードが速く、写真がうまく撮れませんでした。写っているのはゆっくりと引き返してくる姿です。


大家になって晩年は鎌倉で優雅に暮らそう-流鏑馬


流鏑馬はスポーツではなく一種の伝統芸ですから、こじんまりしたものかと思っていました。しかし、大きな馬がものすごいスピードで走ってくる姿は迫力満点でした。近代以前では、戦闘における馬の威力というのは相当のものがあったと想像されます。


13世紀、騎馬民族であるモンゴル軍が遥かヨーロッパまで侵攻できたのも馬の威力があったからこそです。当時の馬は一日にどれくらい走ったのでしょう。道路事情にもよるでしょうが、100キロ近く移動できたという記述を何かで読んだことがあります。


鎌倉時代にモンゴル軍は馬でなく船で日本にやってきて、九州の海岸付近で戦闘が行われただけで押し返されました。幸いなことに馬の威力は日本国内では発揮されないままでしたが、もし当時のモンゴル軍が馬で内陸部まで入っていたら、日本は短期間の間に制圧されてしまったかもしれません。