不動産投資をやっていると何でこんなに税金ばかり取られるのかと腹が立ってきます。契約すれば、印紙税。登記すれば登録免許税、不動産取得税、そして毎年の固都税。家賃収入を個人で受け取っても、法人の役員報酬で受け取っても所得税と地方税がかかってきます。残ったお金で物を買えば今度は消費税がかかってきます。不動産賃貸業の最大のコストは銀行ローンの返済でなく税金です。不動産賃貸業だけでなく全てのビジネスに税金が待ち受けています。


年間所得(年収から控除などを引いたもの)が1800万円を超えてくると国税と地方税で半分持っていかれてしまいます。先進国の中では高い方です。一生懸命がんばってお金を稼いでも、最期のところで収税人が待っていて有無を言わさず「儲けの半分を置いていけ」というわけです。半分取られるということは1年のうち半分は税金のために働いているということです。よく考えたらすごいことです。


古代世界での大仏建立のための徴用とどちらが過酷なんでしょうか。世界の金持ちで老後を日本で過ごそうとする人は昔からでてきません。日本語という言葉の障壁があるからでなく税金の壁が問題なんでしょう。こういう中では、楽しく人生を過ごすためには小金持ちを目指すことが賢明の選択だというのがこの本のテーマです。


大家になって晩年は鎌倉で優雅に暮らそう

小金持ちは銀座の一流レストランで頻繁に食事することは難しいかもしれませんが、有名でなくてもリーゾナブルな価格でおいしい食事を出すレストランはたくさんあります。そういうところで食事をするライフスタイルで結構人生をエンジョイできます。小金持ちへのハードルはそんなに高くありません。現実的で手堅い選択です。