だいぶ放射能の話が少なくなってきた今日この頃ですが、いまだに放射能について誤認が多く、余計な心配や、逆に影響を軽視した発言も多いので、ここに簡単にまとめておきます。


これを読んである程度ざっくりとした正しい知識を持ってもらえれば幸いです。



まず、根本的に間違ってるのは、Sv(シーベルト)のとらえ方。

本当にざっくりいうとSvは癌で死ぬリスク。



そう考えると



Q:20mSvの内部被ばくと、20mSvの外部被ばくはどちらが危ないのですか?






A:多くの方が内部被ばくがあぶないと答えるでしょうが、実際は内部被ばくと外部被ばくは全く同じ程度の危険です。


根本をみてください。Svは癌で死ぬリスクです。それが同じ数値なら同じリスクなのです。

(ただし、時間など別の単位が入っている場合は、それに応じて変わります。)





もう一問



Q:レントゲンやCTスキャンは放射線をあびるので、がんで死ぬ確率があがるのですか?だから受けないほうがよいのですか?





A:根本から見てみましょう。レントゲンやCTは検査の部位によって受ける線量は0.06mSv~6mSvと様々ですが、Svは癌で死ぬリスクと考えると、受けないよりも受けたほうが癌で死ぬリスクはどれくらい上がるかは別としてあがると考えられます。


ただし、レントゲンはみなさん何のために受けるのか?病気の早期発見のためです。死なないためです。

最終的に何を目的とするかによって受けるSv、むしろ受け入れられるSvは変わってくるのです。

癌で死なないためにはどうしたらよいか。レントゲンを受けないでレントゲンによる被ばくを避けるのか。レントゲンを受けて自然発生した癌を治癒し、癌での死亡リスクを下げるのか。


レントゲンで被ばくし癌で死亡するリスク<レントゲンを受けずに癌を発見できず癌で死亡するリスク


これは、様々なデータをみても明らかです。あとは個人の判断になります。




◎ひとつ勘違いをしてはいけないのは、必要のない放射線は浴びないに限る。

レントゲンは病気の発見というメリットがあるからこそ、デメリットを受け入れられるのであり、原発事故で何らかのメリットはないわけで、少ない線量だから安全だとかそういう問題ではないのです。

様々な専門家や、政治家は数値だけを持って安全だ危険だといいますが、無駄に放射線を浴びる状況を少しでも早く改善しなくてはならないのです。


地球上、宇宙、そして人間からでさえ放射線は出ています。数字だけに振り回されることなく、放射線のコストパフォーマンス?を考えられるようになると冷静な判断ができるようになるかと思います。



次は食物のベクレルについて少し記載します。