こんにちは!今回は、デイサービスにおける送迎業務の基本とその重要性について詳しくご紹介します。送迎はただ利用者を送迎するだけではありません。安全に、そして安心してサービスを提供するための大切な業務です。
送迎業務の全体像とは?
送迎業務は、単に運転するだけではなく、多岐にわたる重要な仕事を含んでいます。
• 送迎記録の作成
• 車両の清掃と管理
• 利用者やその家族との情報共有
• 乗降時のサポート
• 効率的な送迎ルートの提案
• 緊急時の対応
これらすべてが、安全で質の高い送迎サービスを提供するために不可欠な要素です。
送迎助手の重要性と役割
特にワンボックスカーでの送迎では、送迎助手を配置するケースが多く、その役割は非常に重要です。
送迎助手は、運転手のサポートや利用者の異常・移動介助、車内の雰囲気作りなどを行います。具体的には、以下のような役割があります。
• バック時の後方確認:運転手と一緒に後方確認を行うことで、事故発生の確率を下げることができます。これは助手だけでなく、職場全体のルールとして定めることが推奨されます。
• 送迎ルートの把握:助手も道を覚えておくことで、万が一運転手が送迎場所を間違えていても、誤った場所への送迎を防ぐことができます。
• 危険な運転の指摘:利用者から「怖い」と言われる運転は失格です。助手は、危険な運転があればそれを指摘し、改善を促すことも大切な役割です。
送迎が初めての方や運転に不安がある方は、まず送迎助手として経験を積むことが推奨されます。利用者の自宅を覚えることが目的なら、助手席に座ると景色が見やすく、道も覚えやすいでしょう。
助手として道を覚えるメリット・デメリット
• 長所: 送迎の注意点やポイントとなる場所のメモが取れる。出勤が少ない職員でも、メモがあれば思い出しやすい。
• 短所: 運転スキルは高まらない。
運転して道を覚えるメリット・デメリット
• 長所: 運転経験が得られる。
• 短所: 送迎の注意点などのメモが取れない。自己リスクがある。運転は最終目標であり、難易度が高い。
早く道を覚える「魔法の言葉」
送迎助手として早く道を覚えるための魔法の言葉があります。それは、「この方面で他に送迎に行く人はいますか?」と尋ねることです。
これを尋ねることで、その方面に他に利用者がいないことが分かりますし、一人だけでなく同じ方面の利用者をまとめて覚えることができます。
絶対に守るべき送迎に関する禁止事項
送迎業務において、利用者の命を預かる立場として、絶対に守らなければならない禁止事項があります。
• 飲酒運転
◦ 前日遅くまでの飲酒は控えましょう。
◦ 飲酒後5時間は運転ができません。
◦ アルコールチェックで0.15mg/L以上の数値が出た場合は運転不可です。
◦ ビール500mlで分解に約5時間が目安とされていますが、個人差があるためあくまで目安と考えましょう。
• 運転中の携帯電話・スマートフォンの使用
◦ 運転中の通話は道路交通法違反となり、6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金が課せられます。
◦ 電話をかける際は、必ず停車してから行いましょう。
• 車両の傷・不具合・異変の未報告
◦ 「ちょっと擦った」「ぶつけた」といった軽微なものでも、必ず報告が必要です。
◦ 車両の不具合は重大な事故につながる可能性があるため、些細なことでも必ず報告しましょう。
• 車内での喫煙
◦ 利用者を待っている時間や空き時間、休憩時間も、喫煙所以外での喫煙は禁止です。
安全への段階的なアプローチを
向上心の高い職員は「早く上達したい」と強く思い、すぐに飛び級をしたがることがあります。しかし、軽自動車から普通車へと段階を踏んで経験を積むことが非常に重要です。
過去には、送迎経験がないのに自信過剰でいきなりワンボックスカーの送迎を希望し、大きな事故につながりかねない事態が発生した事例もあります。運転は最終的な到達目標であり、難易度が高い行為であることを理解し、焦らず着実に経験を積みましょう。
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デイサービスの送迎業務は、利用者の日常生活を支える大切な仕事です。これらのポイントを理解し、安全第一で業務に取り組んでいきましょう!