今回は、介護現場で非常に重要な送迎業務の中でも、「出発前の準備」に焦点を当ててご紹介します。

送迎業務は基本的に一人で対応することが多く、道に迷ったり、利用者様の状態を把握できていなかったりすると、不安が募るものです。

しかし、この不安は事前の確実な準備によって最小限に抑えることができます。

「送迎に慣れてきたから」「時間がないから」といって準備を怠ると、予期せぬトラブルにつながることもあります。

送迎に「絶対」はありませんが、しっかり準備をしておくことで、イレギュラーな事態にも対応できる力がつきます。

それでは、送迎出発前に確認すべき3つの重要ポイントを見ていきましょう!

1. 送迎先の確認とルート構築

利用者様のご自宅に無事到着し、安全に送迎を行うために、最も基本となるのがこの確認です。

 自宅住所と行き方の確認

    ◦ 昔は紙の地図が主流でしたが、今は便利なツールがたくさんあります。

    ◦ ゼンリンのデジタウン:住所ごとの苗字も表示され、詳細な地図を確認できます。ただし、送迎範囲が広いと費用がかさむ点が難点です。

    ◦ Googleマップ:大まかな地図ですが、ストリートビューを使えば周辺の状況を鮮明に確認できます。

    ◦ カーナビゲーション:車載カーナビやGoogleマップのナビ機能も活用しましょう。

 送迎資料の準備

    ◦ 家屋の外観や周辺の写真、停車位置を示す写真があると非常に便利です。

    ◦ ストリートビューでも確認できますが、細かな点は担当職員が訪問時に写真を撮り、職員間で共有するのが良いでしょう。

    ◦ 具体的な注意情報

        ▪ 何番の駐車場に止めるか

        ▪ 端に寄せて止める

        ▪ 乗り降りしやすい向き

    ◦ 初めての送迎先は経験者でも不安なので、このような資料は安心感につながります。

 送迎車両の待機場所・乗降場所の事前打ち合わせ

    ◦ 予定場所が利用できない場合の代替場所も検討し、安全面や交通の妨げにならないよう配慮が必要です。

    ◦ 地図上では広く見えても、実際は道が狭いこともよくあります。