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日本には、
和を以て貴しとなす
という聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる言葉があります。
1400年前に提唱された言葉です。
両極を統合して新たなモノを生み出すのが得意な国なのです。
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1400年間、語り継がれる
ということを考えてみると、これは凄いことです。
ここから、2つのことが分かります。
1つ目は、誰かが、このコンセプトに感銘を受けて、次の人へと継承されてきたということ。
それも絶やさぬためには、一人だけではなく、ある一定の承継人数が必要です。
一定の人数をそれだけ、
感化する力があるコンセプトです。
2つ目は、1400~2000年間、時代や科学文明は進めども、人の本質は同じだということです。
長い年月、語り継がれてきたものは、
人の本質を表したものであり、
普遍的である。
こういう切り口で見てみると、
新たな感化力のあるコンセプトや
ガバナンス方法を考え出せそうではありませんか?
次回は、普遍的な組織造りのステップを国から学んでみようと思います。