こんにちは。

ご訪問ありがとうございます

 

 

田舎の土地譲渡問題が勃発したのは6月。

 

こんがらがった

もつれた見えない糸をほどき

話を整理してまとめるため

毎日のように奔走しておりました。

 

 

 

1.登記名義の確認

 

土地の名義は相続登記が済んでいて

伯父単独名義でしたが

建物の名義は祖父のまま放置されており

伯父、母、叔母の3人が相続権がある状態。

⇒建物の名義を伯父単独所有にする必要がある。

 

 

2.譲渡先(取引相手)

 

議員との取引ではなく

議員の知人が購入希望とのこと。

地域還元を目的とする事業を起こしたいとのこと。

 

それなら喜んでお譲りしたい。

しかし

肝心の伯父がよく分かっていない上に

司法書士が頼りにならず

売買契約書がないまま

話が進められようとしていました。

 

そこで

不動産売買契約書を作り

伯父に代わって

母を連れて私たちが田舎に帰省し

買主さんと会って

売買契約締結することにしました。

 

 

いざゆかん。

新車両になったやくも。

 

 

ぐったり「やくも」は健在でした。

乗り物酔いしやすい私は

すぐへろへろに。

私の旅行嫌いの一番大きな理由は

極度の乗り物酔いにあります。

 

乗車中も

あちこちと連絡を取らねばならないのに

ダウンする私。

 

私が契約の進行役なのに

これで、ちゃんと契約できるんかいな。

と家族に心配かけておりました。

 

 

買主さんは同世代の女性で

見るからにパワフルな豪快母ちゃんでした。

明るくて気配りの人で

意気投合し

すっかり仲良くなった私たち。

 

議員さんのお宅で

売買契約を締結しました。

議員さんは

家族全員で総出で迎えてくださって

みなさん親切でした。

その後、譲渡したおうちを見に行き、

近くにある祖父母のお墓に

お墓参り。

今回の取引を報告しにいきました。

 

私には何のメリットもないこの取引を

手伝ったのは

今まで沢山お世話になった祖父母に

ひとえに恩を感じているからです。

 

お墓で手を合わせていると

自然に涙が出てきました。

譲りたくない、というのではなく

この契約にいたった一連の流れは

祖父たちの意志なんだなということを

強く感じたのです。



実は

長期空き家になっていた祖父母宅の鍵を預かって

管理していたのは議員さん一家。

議員さんは

質の高い木材が使われた堅牢なその家を

手に入れたいと

随分前から狙っていたけれど

伯父に話を持ちかけても

「売る気はない」の一点張りだったそうです。

 

数か月前に

ひょこっと現れた買主さんが購入を希望して

議員さんが伯父にその話をしたところ

すんなり快諾したとのこと。

まさかの展開に議員さんは驚いたようです。

 

 

後で話を聞いたところによると

仏壇に飾ってあった祖父の遺影に

買主さんが

「このご縁をどうかつないでください」

とお願いしておられたのだそうです。

 

ぐちゃぐちゃなカオス状態で

誰もがどうしていいかわからない中

この取引を成立させるのに私が必要で

「面倒を見てあげてー」と

祖父に頼まれていると

そんな気がしていたのですが

やっぱりねえと思いました。

 

 

 

子ヤギさんたち

 

 

おとしなしくて可愛い。

赤ちゃんの時から

人間が哺乳瓶で育てたのだそうで

人懐っこいそう。

 

 
 

 

ヤギミルクも試飲させてもらいました。

牛乳嫌いの私でも飲める味で

甘みがあってすごく美味しかったです。

 

 


今回の旅は

なにかと不思議なことも多く

当初の予定にないことがいっぱい起きたのですが

それがすべて良い方向につながることばかりで

びっくりしています。

 

これほどの癒しはないというほど

温かくて思いやりのあふれるシャワーが

たっぷり降り注がれて

疲れていた私の心をほぐし

汚れていた自分が洗い清められるようでした。


 

田舎最高ーっ!!!

 

 

 

 

では本日も素敵な一日になりますように