こんにちは。

ご訪問ありがとうございます

 

 

連投失礼いたします。

本日、2本目の記事で

暮らしのテーマで不動産の話です。

しかも、字のみの長文になりますので

植物の写真が好きなかたは

ひとつ前のガーデニング記事を

ご覧いただけると幸いです。

 

💛 💛 💛

 

 

子どものころ夏休みになると

田舎に帰省して

海で泳いだりスイカを食べたり

かごを持って松ぼっくりひろいに出かけたり

風の吹き抜ける畳に寝転がってお昼寝したり

自然の中で1か月ほど過ごしてました。

 

私の原風景は田舎にあるといっても良いくらい

その体験は

今もしっかり刻み込まれています。

 

 

温かく迎えてくれていた曾祖母や祖父母は

この世を去り

その後空き家となった田舎の家は

伯父の管理のもとに置かれ

たまに風を通しに帰省していたようですが

高齢になった伯父は帰省も難しくなりました。

 

最近になって

「集会所として使用したい」という

地元議員の申し出があり

「地元の役に立つならぜひ」と

無償で譲ることになりました。

 

伯父は不動産に疎く

権利証をはじめ

なにもかもすべて送ってしまった

とのことでした。

 

最初は良い話だと思ったものの

わずかにひっかかりをおぼえた私。


近所に昔から集会所として使われている

公民館があったから。


そこで

夏休みの勉強会が催されており

地元の小学生に混じって

私も参加していましたし

なにかあるとそこに

地元の人たちが集まっているのを

見てきたからです。


建物の古さなら公民館も祖父母の家も

どっこいどっこい。


 

祖父の名義のまま相続登記がされていない場合

孫の私にも関係ある話なので

どうでもいいとは言えません。

 

登記を確認しなくては。

 

 

 

1.登記の確認

 

不動産の地番は住所とは違うため

謄本を取るためまず地番から調べました。


最近は都会を中心に

ネットで地番検索サービスが使えます。

でも地方ではまだ整備されていないのが現状で

電話で確認しました。

 

ブルーマップがない場合、法務局に行かないと

地番を調べられませんでしたから

これでもまだマシになったほうなのです。

 

公図も取って

周辺の隣接地番も念のため

謄本を取って確認します。

(不動産のプロでも手抜きすることがありますがこれ大事)

 

謄本、公図はネットで取得できます。

むしろそのほうが安価です。

 

 

結果、

伯父単独所有の名義でした。

私にはひとまず影響はありませんでしたので

少しほっとしました。

でもまだ気になります。

 

 

 

2.譲渡先

 

 

議員のHPを見ると

「空き家を活用して

外国人の宿泊施設(ゲストハウス)として活用したり

外国人や希望者に定住してもらうために

提供して地元の活性化する」との指針が

掲げられていました。

 

おや?雲行きが怪しくなってきました。

 

さらには

後援会事務所として記載されていた住所

高齢者が住んでいた近所の家で

家は取り壊れさていて、現在は畑になっていました。

 

議員は野菜に応援されているらしいぞ。


もしかすると、畑で植物と会議するのはやめて

後援会事務所として使われるのか?

 

 

個人から個人への無償譲渡の場合

あげた側に税金はかかりませんが

個人から法人への無償譲渡

あげた側は「みなし譲渡」として

税金がかかってきます。

タダであげたのに税金を払うんです!

 

不動産会社の友人ですら

みなし譲渡の法規を知らなかったぐらいなので

伯父が

そういう知識を持っているとは思えません。

 

 

他にも気になることや

書きたいことがあるのだけど

これ以上長くなるのもどうかと思うし

キリがないので書きませんが

専門的な知識もなく

大きなことを

自分ひとりで決断してしまうのは

リスクがあります。

仕事でもよく言われるように

なにか起きた時は報連相がほんと大事。

 

良かれと思ってしたことが

思わぬ問題になりかねないので

みなさまもお気をつけくださいませ。

 


 

 

では本日も素敵な一日になりますように