翼計画 ~アサガオの妖精グラフティⅤ~【特別編】 | Forest

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なんか詩とか描いてます

2021年5月8日

ProjectWings AnotherStep発展記念

 

当日現在

VRoidHUBから

ダウンロード設定のしていない

登録モデルの3DCGプレビューが

停止されているので、

こちらに画像を掲載

 

5月3日青雑放送時の衣装を再現

 

ただし、厳密に言うと、

当時の衣装はカラーが【紺】色だったのに対して

作成した模倣品は【黒】だったりします。

 

これは、作成しているソフトVROIDSTUDIOの

衣装テクスチャー(柄やシワなどの模様の画像ファイル)

・・・が

 

白から灰色の色の部分を

【基本色】と定義した色に置き換えてしまう

変なんだけれど、便利で

便利なんだけれど、とても困る機能があり、

 

今回メインに力を入れた【衣装】は

ソフトに最初から用意されてる既製品衣装の

【ロングコート】を改造して造ったのだけれど、

元々白系の色で設定されている

衣装テクスチャの色を反転して

白っぽいものを黒に、黒っぽいものを白に

変換して使っている

 

なぜかって言うと、基本色を紺色にしちゃうと、

襟を白に塗っても紺色にされちゃうから。

 

この辺り、他の製作者さんたちは

どうやって乗りこなしてるのだろうね?

 

まぁ

この反転作業まではうまく行ったのだけれど、

もともと画像処理なんて

全然やったことのない私たちは

これ以上色を黒→紺にする方法がわからず、

紺色の服を黒色にすることを

妥協せざるを得なかったのです。

 

姉様、右についていた【紫色の髪】が

5月3日には左に変わっていた。

 

もしかしたらメッシュかと思っていたけれど、

エクステかも知れないね。

 

 

 

で。

 

今回初の【お衣装】に挑戦したのだけれど

 

今回の作業でやったことは割と単純で

①服【ロングコート】を強引に黒くする

②服の襟の部分のテクスチャを透明化する

③白のままの衣装テクスチャを襟の形に切り抜く

④黒の衣装に白い襟を合成する

⑤アロマドームを造る

⑥全部を合成して一枚のテクスチャ画像にする

 

言っちゃえば色以外の部分で触ったのは

襟周りだけだってことです。

 

ちなみに、

私達神崎友人会は少しだけ

実は昔から3DCG作りには手習いが有って

こういった作業も 

ある程度知見があったりするのですが

 

多分みんな

【そもそもどんな作業やねん】

って思う所があると思うので、

衣装作りに関して少し解説しておくと、

 

そもそもVtuberたちは

アクリルシートで造ったような

透明なお衣装を着ています。

 

その、お衣装にはシールを貼ることが出来て、

そのシールがさっき書いていた

テクスチャ(模様)ということになります。

 

ところが、複雑な立体構造の人体に

二次元に書かれた模様(テクスチャ)を

そのまま貼り付けようったって

そうは上手く行かないんだよね。

 

で、このVROIDSTUDIOというソフトに

使われている既成のお衣装には

【ガイド】っていうこの部分にはこの衣装を貼る

という目印みたいなのが用意されています。

 

VROIDSTUDIOで造った

ロングコートの服を着たモデルには

この決まりのシートを張ってね

 

・・・と、そういう事になっていて、

実はそのテクスチャは無料で配られたり、

有料で販売されてたりもします。

 

それが

↑【ロングコート服】のガイド

 

↑【ロングコート服】のデフォルトテクスチャ

 

↑今回着せた衣装テクスチャ

 

と、こんなふうになってて、

 

実は背中でざっくり切れてる円筒形に

襟と袖を別パーツでくっつけるという

そういう構造になっています

(この説明でわかるかな?)

 

で、

胸周りの膨らみ

腰回りのくびれ

スカートの裾の広がり

・・・なんかは

 

一本の筒状の模様を

膨らませたりすぼめたりを計算で

透明のアクリスシートで造ったみたいな衣装に

貼り付ける処理をされて、描かれます。

 

実は、この衣装だけでも、

理屈はわかっていても、

感覚的に理解不能なんだけれど、

 

他の衣装はもっと複雑で意味不明

 

何処がどう繋がってるかは、

実際に立体になってみないと正直ワケワカメ

 

その、ワカメな模様の画像ファイルの

色を変えるのと、

襟とアロマドームをつけるのに

一晩GIMP(というお絵かきソフト)と格闘しました。

 

幸いVROIDSTUDIOには

立体のCGモデルに直接お絵かきが出来るという

ある意味【ヘンタイ】な機能がついているので、

 

まず、ガイドから襟のパーツになりそうな

部分に目星をつけて、

テクスチャから色をつける

 

 

一旦、その状態でCGモデルに衣装を着させて

本当に襟の形になるように立体塗装をする

 

 

その立体塗装をテクスチャとして書き出して

再度GIMPで襟の形に整形

 

 

アロマドームを描き、

 

全部合成。

 

と、初心者ながらの回り道をしながらも、

なんとか、首周りだけで出来る衣装だったので、

ここまで完成したのですよ。

 

 

 

 

そしてもう一つ困ったのが、

この、【ロングコート】という既製服

実は、コートなだけ有って、

下にはズボンをはいています。

 

でもズボンだけ有りか無しかを選べるんだよね

 

で、ズボンだけ無しにするために、

下半身は描かれてるんだけれど、

胸周りは描かれていないという

なんていうか、ヘンタイ仕様。

 

要は、春から出没を始めるトレンチコートさん的な

下半身は見えますよ仕様なわけです。

 

 

 

これ、書いて良いのかどうかわかんないけれど、

VROIDHUBっていうモデルの公開サイト

 

VROIDSTUDIOで造ったモデルが

ものすごい数掲載されてるんだけれど、

 

 

今は諸事情で一部のモデルしか

立体的に見せてはくれないのだけれど、

 

ダウンロードを許可した、

皆に見ていいですよと公開されたモデルは

自由に拡大縮小回転してあらゆる角度から

眺めることが可能・・・

 

制服キャラもワンピースキャラも

見せない処理をわざわざしないことには

パンツが見放題なわけなのです。

 

 

流石に愛する姉様を模したCGモデルを

パンツ見放題の状況に

公開するのは忍びないので、

 

私の場合はロングコートの

下のズボンを消さないで、

裾から下のテクスチャを

透明に設定することにより、

 

パンツ見ようとひっくり返したら

半ズボンはいてた・・・

みたいな仕様に変更しています。

 

 

まぁ、兎にも角にも

デザインがシンプルなお衣装だったので

今回トライすることにしてみましたが

 

普通のお衣装ならもう無理。

 

毎回分の髪型には挑戦できても

毎回分の衣装はちょっと無理ゲーな感じです。

 

姉様が【昭和の図書館の受付のお姉ちゃん】

と、比喩されていたお衣装ですが

こんな素敵なお姉ちゃんがいたら

『図書館通っちゃうよ』的な

シンプルだけど

「これ着こなすの大変だよな」っていう

素敵お洋服でした。

 

 

いや、

ちゃんと全体の情報量が得られるお衣装なら

 

またチャレンジすることは

やぶさかではないのだけれど、

 

流石にテーブルが邪魔をして足元が見えないし、

背中は見えないしで

 

衣装に挑戦するのはそう何度も出来ないかな?

・・・と思っています

 

今回は今回が特別だということで・・・