氷の涙は棘となりまるで赤ん坊のように泣き喚いては冷めて凍った涙を撒き散らして辺りに氷の棘を敷き詰める知っているんだそんな事をしたって何人かの同情は買っても一番傷つけたくない人を傷つけて一番嫌われたくない人に嫌われるもう何回繰り返して来た事かでも誰が止められようか私自身が止められない自傷行為の繰り返しを咎めれば突き刺し宥めれば甘えるそれらは全て諸刃の刃となって私もあなたもあの人も血まみれにせずにはいられない精々泣くが良いよ私血に染まる赤い池となった氷の涙の棘の中で