封印 | Forest

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なんか詩とか描いてます

その男は

友との【誓い】を守るため、

自らの【夢】を叶えるため、

 

その名を【封印】した。

 

 

【名前】は我らの宝物

 

 

故に

その【名】を【封印】した。

 

お願い

暴かないで

 

固く固く閉ざされた

【オシイレ】の【フスマ】が解き放たれるまで

 

お願い

こじ開けないで

 

強く強く閉ざされた

【オシイレ】の【フスマ】を

 

この手で開くまで。

 

 

アナタが

それを成すと言うなら

 

それでも良いかも知れない

 

アナタが開くというのなら

 

どうぞ

【オシイレ】の【フスマ】を破り

 

中を覗き見ると良いでしょう

 

でも、

それが出来ぬなら

 

どうか、暴かないで

そうか、壊さないで

 

どうか、【誓い】の【願】をかけた

その【名】の【封印】を解くのを止めてください。

 

我ら【四半世紀の宿願】を

 

どうか、暴かないで

どうか、壊さないで

 

【オシイレ】の奥深く、

我等四人とともに生きるため

 

【オシイレ】の中に【封印】した

 

【形代】

 

【フスマ】の向こうにいながら

【オシイレ】の我らとともにあるという【証】

 

その我らの友たる証

 

【名前】を

 

どうか知らないまま

いてください。

 

アナタがこの暖かで幸福な

【呪い】を退けられぬなら

 

面白半分に手をかけないで

 

 

【一瞬のうちの無限の変化】

その意を宿した誇るべき名を

 

その名に誓った【封印】を

 

どうか暴かないでください。

 

 

アナタにも

貴女にも

 

その男以外には誰も

 

決して開けられやしないのだから…