伝えたいことが
真っすぐ伝わった試しがない
必ず訪れる違和感
この人には私の言いたいことが
伝わってない
誰というわけではない
誰にだってそう
伝えたかった言葉は
いつだって歪みを伴う
ああ!
そういう事が言いたいんじゃないの!
ああ!
そんな風に思ってるんじゃないの!
ああ…
そんな風な解釈じゃないの…
伝わらない隙間を埋める為に
言葉に言葉を重ねる
そして
言葉に言葉を重ねるほど
まるで楔を打ち込んだかのように
お互いの心の距離が広がっていく
大好きな言葉を
大好きな人に
大好きなまま
贈りたかった
たったそれだけが届かない
大好きな人に
大事な人へ
一言だけ言葉が欲しい
たったそれだけが届かない
時間が
環境が
人生が
大きく違うもの
同じ言葉を使っても
発する側と受ける側
意味が大きくずれるのね
貴女の魂の欠片を
今日も私にください。
言葉では埋まらない
気持ちのクレバスに
貴女の魂の欠片を
埋め込んでいきたいの