今でも忘れない
そして
の続きの言葉達
あの人は
20余りのメッセージたちから
なぜ最初の一つを選び
なぜ声に出しても数秒も変わらない
あの部分を伏せ
そして
「私の夢へのラストチャンス」
この言葉を選んだのだろうか
もう何ヶ月も経つのに、
未だに解けない謎は
未だに気になる謎で
あの時、画面に向けた眼差しは
あの真剣な眼差しは
何を訴えたかったのだろう…と
わざわざ最後に選んでくれたんだもの
あの人が伝えたかったものが
そこにはきっとあるはずで
あの人が言葉にしたメッセージの他に
きっとなにか伝えたかったものがあるはずなのに
それを受け止めきれない
察することの出来ない
自分の無能さが恨めしい限りで
私から贈った20のメッセージ
選ばれたメッセージ
伏せられたメッセージ
最後に言葉にしたメッセージ
この間に無性に感じる
【空白感】
頭が悪い私は
人の心を組むことが出来ない私は
あの時
【最後に】
【私を】
【選んでくれた】
【喜び】
…と
ちくりと胸に引っかかる
小さな小さな
【空白感】
多分
決して埋まらない
この感覚を
宝物のように愛でながら
暮らしていくのだと思います。
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多分、
最初のメッセージを選んだにせよ、
あの文章にして数行の
言葉にしても何秒も変わらない部分を
【伏せ】なければ
この【空白感】は無かったんじゃないかな？
なぜあの人は
わざわざあの文章を【伏せ】たのか
この謎に未だにトキメキます