きっとここには来やしない
昔愛したあの人へ
一時は
家族の一人であったあの人へ
あの日あなたに伝えたことは
さっきからぶちまけてる
こういうことなのよ。
あなたはきっと
私なんて居ないと思ったでしょうね。
違うよ。
必要なものが足りないだけで
ここに居るの。
あの日私は諦めた。
だからあなたに伝えたことは
半分本当で、
半分は嘘。
今日も何処かの
私の知らない空の下
私が愛したもうひとりのあなたは
幸せであってくれるといいなぁ
私の半分だけの本当を知る
もうひとりのあなたへ。
時々思い出しては
胸が潰れそうになります。