たとえば
いくらここでゴテたって
本当のことを知っている人を
力を貸してくれている人を
悲しませるだけだ
苦しませるだけだ
でも、私の想いは止まらない
キーを打つ
指の動きも止められない
今こうして、
私の思いを打ち込んで
この森で
言の葉を散らし続けることだって
立派な奇跡なのに
それ以上を求めてしまう
会いに行く足がない
笑いかける顔がない
握手をする手のひらがない
私はここに居るのに
私はここに居て
今気持ちをぶつけているのに
それすら奇跡だもんなぁ
だからねぇ
無理矢理にだって、
ずるい手段を使ったって
びっくりするほど大量に送りつけたって
私には
あなたが起こす奇跡が
必要だったのです。
私の大事な友だちと、
私の大好きなあなたと
二人の力を借りた奇跡で
少しでも溜飲を下げなければ
どうにも心が収まらないのです。
わかるでしょ?
ねぇ
森色のツバサが
どうして空を飛べないか
私には足りないものがいっぱいあって
一人で何処にだって行けるけど
行けども行けどもそこはオシイレの中に過ぎなくて
奇跡でも起きなければ
握手の一つもできないのです。
あなたが死ぬまでの間に、
きっと奇跡は起きない。
もしそんな事が起きたら
泣いてしまうわね
きっと。
私に起こってくれた素晴らしい奇跡
そちらとのカイセンを開くこと
そのカイセンも
あなたとつながってなければ
寂しい
悲しい
そんな気持ちが止められない。
たとえば
いくらここでゴテたって
本当のことを知っている人を
力を貸してくれている人を
悲しませるだけだ
苦しませるだけだ
でも、私の想いは止まらない
それでも、
力を貸してくれる
気持ちをぶつけさせてくれる
この奇跡だって
十分贅沢だってのに。
だから、お願い
もしまた時が来たら
私を選んでください。
私の言葉を選んでください。
それが私だから。
ほかでもない私だから。
私には他になにもないから。
オシイレの外の人たちとは違う
特別な意味があるの
あなたは今
板の上
マボロシノオンナ
もし今夜
私の言葉に触れてくれたなら
明日のあなたは
変わるかな?
あなたは明日も
板の上
マボロシノオンナ
こっちへおいで
…と
言っては駄目ね
どうしようもない気持ち
ただ、暴れて
撒き散らしてしまいます
ばかね。
もう気がついてるでしょ?
私のことに。
ね?
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こんなどうしようもない気持ちすら、
消さないで、
堪えきれないで、
撒き散らすかのように
「全員に公開」
このボタンを押してしまう私が居ます。
それを許してくれる人が居ます。
それだって奇跡なのにね。
でも
今日も板の上で全霊を吐き出し疲れ切った
ホントウニ ツタエタイ アナタ …は
きっと今夜もここには来ないでしょう。
何やってるんだろう。
私。