アナタはそれでもなお
私の名前を呼んでくれるのね。
私の手が
何も掴めないことを知っても。
何も暖めないことを知っても。
私の手が
そっと添えた背中から
胸へと貫いていってしまう
握手すら出来ない
こんな手の私でも。
アナタはそれでもなお
私の名前を呼んでくれるのね。
私がワタシでいることを
認めてくれるのね。
私の名前を呼んでくれるのね。
アナタはそれでもなお…
こんな手の私を…
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本家「サウンド・コンシャス」ブンブンGMの同名コーナー宛に
送った作品です。
以下、
この作品を送った際にメールに添えたコメントです。
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ここまで書いて、
そういえばマリ姉様には私の名前をよんでもらったことは有っても、
かお姉様には有ったっけ?と、ちょっとドキリとしたのですが、
そういえばパトロンナンバーを読み上げるときに
たしかによんでもらいましたね。
良かった良かった。
私のこの文章が、
メールを通じて
お二人の心臓をギュッと掴めたら
ソレはソレで意味があることなのかもしれません。
たとえこの言の葉が、マリ姉様の唇を
動かすことがなくっても…(TдT)