ご無沙汰しております。
何かと忙しい日々が続き、相も変わらず久々の更新となってしまいました。
夏も終わりに近づき、秋の訪れを告げる台風の襲来・・・ぼやっとしている間にもう長月の声を聞きます。
そういえば、日の出もずいぶんと遅くなってきましたね。
最近の活動は、鳩ノ巣での施行ボランティアがメインで、あまり観察の方には参加できずにいます。
そんな中ではありますが、個人的イベントを行いましたので簡単に報告したいと思います。
8月も終わりの日曜日、飯能方面へハイキングに行ってきました。
題して「フォトハイキング」。
自然に親しみつつ、写真の基礎的な楽しみ方を知ろうという企画です。
お知り合いに声をかけただけの小規模な山行ではありましたが、4名の方が参加されました。
うち1名は、今回のテーマでもある写真の講師を担当していただき、半分スタッフのような形での参加です。
コースは武蔵横手駅から物見山へ登り、高指山・日和田山へ縦走する低山歩きです。
滝あり・眺望ありと、低いながらに楽しめるルートです。
9:30に駅に集合し、簡単な自己紹介・準備体操を行い出発。
林道歩きの道すがら小さな花を愛でつつ、花粉を運ぶポリネーターや種子散布について触れます。
そんなこんなで、ほぼ平坦な沢沿いの道に、五条の滝が姿を見せます。
ここでは絞りとシャッタースピードについて体験していただき、滝を後にします。
遅咲きのイワタバコに一服の涼を得て、登りが始まります。
ひとしきり登り詰めれば、今回の最高地点である北向地蔵です。
ここでは補正をしながら逆光での撮影を行いました。
常緑樹の混じる尾根歩きが続き、植生の話などをしつつ物見山へ。
見晴らしこそ無いものの、人も少なく静かな山頂で昼食を取ります。
ちょうど木陰でしたので、うす曇とはいえ涼しく休憩できました。
山頂を過ぎ、滑りやすい足元に注意を払いつつ、ここから先はくだりが続きます。
高指山は鉄塔に山頂が占められており、横を巻いていきます。
緩やかなヒノキ林地を歩けば、キバナガンクビソウがあちこちで開花を待っています。
しばらく歩いて登り返せば日和田山山頂。飯能・大宮方面が一望できます。
300mぐらいの標高ながら、なかなかのパノラマ・ビューが楽しめます。
高麗神社へは一下り。こちらからは東京方面への眺望が広がります。
話題のスカイツリーらしきものも、ぼんやりと確認しました。
足元に巾着田を見下ろし、名前の由来に頷きます。
分岐は女坂をとり、無事に下山しました。
飯能駅で下車してお風呂に立ち寄り、駅前で恒例の(?)反省会。
好評のうちに一日を終えることができたようです。
まだ保険もかけないようなイベントではありますが、企画のいい勉強になりました。
反省点は次回に活かしつつ、向上していければと思います。
タイムテーブル(参考)
武蔵横手駅 → 五条の滝 → 北向地蔵 → 物見山 → ※高指山 →日和田山 → 下山 9:35集合 10:50着 11:50着 12:30着 13:30着 14:30着 15:30 9:50発 11:10発 12:00発 13:00発 13:40発 14:50発 |
※高指山の休憩は、手前の集落にて。景色良好、公衆トイレ・東屋・茶屋(自販機) あり。