親子観察会参加 | 目指せ!森林インストラクター。

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日本の山を元気にしたい!
そんな思いから、森の案内人「森林インストラクター」の資格を取りました。

自然は私達に、たくさんのメッセージを投げかけています。
その声は、あまりにも小さく儚いものです。

そんな「森の囁き」を、お伝えします。

先日、高尾で親子観察会に参加してきました。



といっても、くっついて見ていただけですが



FITの受託事業の一つで、年に4回季節ごとに行われているものです。



今回は冬の会。次回はスタッフとして企画を担当するので、勉強のために行きました。





参加者・スタッフ合わせて総勢90名近くの大所帯が班に分かれて動くので、全体を纏めるには入念な準備と打合せ、スタッフ間の意思疎通が大事だとつくづく思いました。





そして、何よりも安全管理。



狭い山道に加えて先日の雪や雨でだいぶ足元がんぬかるんでいます。



直前のコース変更により凍結は避けられたものの、事前下見なしでのぶっつけ本番。



幹事組の要所を押さえた誘導・注意喚起は、反省点も踏まえ見習うべきものがありました。



観察中も一般の方は通行されるので、班のリーダーに代わって細かい気配りが必要です。



一歩引きながらも、参加者の方と楽しむ両方の視点。バランスが大切です。





難しいのは、前日のコース変更に伴う時間配分の感覚。



実際歩いていなので、まず所要時間が掴み辛い。さらに、観察ポイントの目安が無い中でペース配分をしなければならず、リーダーの方は大変だったろうと思いました。





それでも、テーマにある五感を通した観察と冬山を味わうハイキングは伝わり、好評の中無事に終える事ができました。





アサギマダラの幼虫やクスサンの繭(スカシダワラ)も見つかり、そろそろ出始めたテントウムシにも会うことができました。オオイヌノフグリ・ホトケノザ等、里の春を告げる花も見られました。



ヤブコウジの赤・ジャノヒゲの青い実が彩りを沿え、五感ビンゴも好感触でした。





観察会の後は、同期で次回観察会の打合せ。



役割も埋まり始め、大まかなスケジュールも決まり、いよいよ動き出す感触がつかめました。





雨水は過ぎたとはいえまだまだ寒いのですが、春は着実に近づいていますね。