前回に続き、企画の立て方です。
まずはおさらいもかねて、企画のポイントを10W1Hでまとめてみます。
1 Why
まずは、なぜそれを行うのか?自分自身に問いかけます。
自分が納得のいかないものは、人にも伝わりません。
目的の明確化からプログラムが生まれ、また事業を行う推進力になります。
2 具体化
Who 主体は誰か(責任の所在)
Who 対象の絞込み
What タイトル・キャッチフレーズ-名前は看板。テーマを伝え、イベントの顔になります。
How many 規模・回数・期間
Where フィールド・施設
When 時期・日程
How match 予算・参加費
この時点で、プレスリリースができます。
マーケティングによるニーズの把握と、主催団体のポテンシャル分析との接点を探っていきます。
3 詳細
Who 運営体制
What アクティビティー(具体的な活動。観察・ゲーム・ハイキングetc...)
How プログラム
When タイムテーブル・進行表
Where 場所・環境
ここまで来て、ようやく実施にこぎつけます。
同じWhoでも段階によって変わっていくように、時間軸とともに決めるべき事項も違います。
実際、プレスは実施の前にかける必要があり、その時点までにすべてが決まっていない事もあるようです。
逆に言えば、最低限の内容が決まった時点で広報は流して、後は走りながら考える事も可能ということです。
実際、時間が無いときは有用な方法だろうと思います。
案外企画で苦労するのは、ネタをひねり出すことよりも、今置かれているいる現状の把握なのかも知れせん。
相手にする自然は刻々と変化し、とどまる事を知りません。
勿論、社会情勢によって求められるニーズも変わっていきます。競争も絶えません。
企画の準備として、SWOT分析を一度してみると良いでしょう。
私達を取り巻く環境が把握できます。
SWOT分析
S-Strengths・・・強み
W-Weaknesses・・・弱み
O-Opportunities・・・動機
T-Threats・・・脅威
あてはまるものは、それぞれあると思います。
人もまた、環境の中で生かされている事を忘れてはいけませんね。