冬の宝探し | 鳥じかん

鳥じかん

野鳥を中心とした、普段の自然観察を写真入りで伝えていきます。
ときどき、旅先でのレポも。

土曜日は、高尾森林科学園でした。

春からシリーズで蝶観察会を企画したんですが、

ギフチョウ・オオムラサキ・アサギマダラを締めくくる、シリーズ最終クール幼虫観察!


園について入る前に、入口にある木をまず観察。

昨年9月の台風で根返り被害を受けたムクノキ
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根はほとんどなく、これじゃ倒れるでしょって浅さ。


入ってまもなく、本日のメインイベント、オオムラサキの幼虫探し~。

エノキの根元ごそごそして、無事発見しました。
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雪がかぶってましたが、その下でいくつも発見。

観察・撮影後、ちゃんとしまっておきました。


園内はかなり雪が残っていて、危険箇所も!

でも、こういうのは目立ちます。鳥じかん-120130-3
ジャノヒゲの実。紺色というか藍色というか、和風な青が美しい。

これは弾力があり、スーパーボールみたいに弾みます。


日当たりのいいところで、Kさんが「コレはなんなの?」って、、

アカエグリバじゃないですか!!
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枯れ葉の上に乗って、見事にとけこんでいたのによく見つけたね~!


この観察会は、一般向けではなく、身内のものだったので

ここぞとばかりにアカエグちゃんと戯れまくり。
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あーしてこーして、翅裏まで見せてもらったり、堪能。


その後、キジョランの葉裏でアサギマダラ1齢2齢もたくさん見つけ・・


最後に拾ったのはこれ。
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何コレ知らない実。

これがどこから落ちたのかたどっていって、札をみたら、

モクゲンジというものでした。ムクロジ科と言われれば確かに・・。

中国原産で、初めて見ましたが、黄色い花を咲かせるようです。

7月に花を見に来ようかな♪


爪に土が挟まってるのは、エノキの根元で土さわったから・・・。