だんだん暑い日も続くこのごろ、お野菜の値段が下がって来て、お料理のレパートリーが増える嬉しい季節です。

この間買った、トマトの大箱の残りで何を作ろうかと悩みに悩んで、今回はちょっと贅沢な生トマトのソースを大量に作り、豚肉のピカタと一緒にいただきました。

ピカタは、普通に炒めても十分美味しいお肉を、パルメザンチーズの入った卵で絡めてから焼くので、カロリーもタンパクも高い一品です。しかし、トマトソースを添えると、トマトの酸味と一緒になって、脂っこさも感じなくなるためついつい食べ過ぎになってしまいます。

我が家では夏になると、断然トマトやお茄子などの夏野菜のレパートリーがぐっと増えます。季節の物が一番美味しいというのもあるのですが、とくに朝もぎの地元野菜などは栄養価が一番高いので、必ず一日一品は季節の野菜が入ったお料理を作る努力をしています。


だ、以前書いたように、夏の野菜は野菜自身も暑さに耐えるため冷やす力が強い野菜なので、火を入れても消化が悪かったり、また体を冷やすものが多いので、
食べ過ぎには注意をしています。また、野菜の植物繊維は消化を助けるといわれていますが、繊維自体は人間が分解できないので、適量を超えてしまうと消化不
良の原因になりがちです。なので、体力の落ちやすい夏場には、少しでも消化を手出すけるために火を用いて調理するようにします。

今回は豚の細切れを使用していますが、生姜焼き用のお肉でも、牛肉でも美味しいです。また、生トマトが無い場合は缶詰で代用しています。


こに出ているトマトソースは我が家の基本と言われるような物ですが、使う料理の味に合わせて、これにオリーブ、セロリ、キノコ類、ワイン、ロリエやオレガ
ノなどのハーブ、ベーコンやアンチョビなどを加えて変えています。また、余ったソースはオムレツにかけたり、パスタと一緒にいただいたり、鶏肉と一緒に焼
いたり、冷凍をしてピザを作る時に使っています。作るのに一手間かかるソースですが、一度作ってしまえばしばらくの間楽しめる一品です。また、トマトの酸
味のせいか日保ちがよく、特にワインが入った時などは10日間位は冷蔵庫でもちます。

最近、我が家のレタスもスクスクと育ってくれているお陰で、ちょっと洋食を食べる時にサラダを作るのが楽しくなって来ました。



今回のピカタは、ジャガイモのチーズグラタンを添えたので、パルメザンチーズは省きました。

今日の献立は、
豚肉のピカタとトマトソース

ジャガイモとトマトのチーズグラタン
温野菜とレタスのサラダ・・・インゲン、カボチャと人参をゆでた物に、新玉ねぎ、ピーマン、レタスを少量のニンニクのみじん切り、バルサミコ酢、オリーブオイルと塩、こしょうで味付け。

生トマトのソースと豚肉のピカタ(3人前)

材料
トマト(Mサイズ)  3個
玉ねぎ        1~2個  みじん切り
ニンニク       1/2片  みじん切り
パセリ        1茎    茎はソース用に。葉はみじん切り
オリーブオイル    少々

豚肉の切り落とし   400g
卵          2~3個
薄力粉        適量

作り方
トマト・ファースト系 トマトを火にかけた熱湯にサッとくぐらせ、冷水に取り、皮をむきます。へたと芯を取り、ざく切りにします。
卵 鍋を火にかけ、玉ねぎとニンニクをオリーブオイルでしんなりするまで中火で炒めます。
トマト・ファースト系 切ったトマトとパセリの茎を鍋に入れ、ドロッとするまで弱火で水分を飛ばします。水分が少なくなると、とても焦げやすいので気をつけて下さい。塩と黒こしょうで味を整えます。
卵 豚肉を2枚合わせて、上からたたきます。塩と胡椒で味付けをし、粉をまぶします。
トマト・ファースト系 温めたフライパンにオリーブオイルを入れます。粉を付けた豚肉に、パセリのみじん切りを入れた溶き卵をつけ、フライパンで両面を中火で焼きます。



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