このレシピは以前、台湾人の友人に教えてもらったレシピです。
トマトを育てると、間引く時期と収穫の終わりにどうしても出来てしまう青トマト。窓際の暖かい所に置けば、赤くなるので大丈夫。と、言われてやってみても赤くならならない物も少なくありません。
以前は、そんなトマトを使ったチャツネも作ったりしましたが、使う数はたかが知れています。そんな時にはこのレシピはすごく重宝します。
今回はスーパーで、たまたま青い完熟していないトマトの大箱を見つけ、この懐かしいレシピが頭に浮かび思わずゲット。
生で食べるには青すぎるようなトマトばかりだったのと、とにかくお値段が安かった!という2拍子そろっての条件は、まさにこのお料理を作る為のようなもの。なんと1・3キロものトマトを使ったのにまだ同じくらい残っているという嬉しさ。後は何に使おうかとただいま検討中・・・もうちょっと赤くして、次は生トマトソースのパスタもいいかも??
食材が一つ増える事で、こんなにウキウキできるってなんて素敵なんでしょう
本来青トマトなどの若い食材は、アクも強く消化も悪くなります。サラダなどで生のまま食べれない事は無いのですが、夏は暑さで胃腸も弱りがちなので避けた方が無難です。しかし、この青トマト、酸味はかなり残るものの煮込んだりすると消化しやすくなります。
このレシピは元々牛の固まり肉(腿やすね肉などの煮込みようお肉)を6センチ角位に切って、生姜と一緒に焦げ目をつけた後、同量のトマトと最初から一緒に煮込むのですが、今回は薄切り肉を使った我が家版です。
ちなみに、赤トマトでも作った事があるのですが、酸味が少ない分ちょっと味に締まりがなくなるので、青トマトを使う事をお勧めします。
あまりにもシンプルなレシピなので、え??これだけ??と思うのですが、酸味が食欲をそそり、暑い夏のご飯にはもってこいの一品です。
今日はこれの付け合わせに、ごぼうとシメジのサラダ。
トマト煮がアジアンな味付けなので、それに合わせてこちらもちょっと和風にしてみました。
笹掻きごぼうとシメジをさっとお酢入りの熱湯で湯通しします。冷めたらマヨネーズ、少量の米酢、塩とお醤油と少量の練りがらしで味付けをします。レタスとキュウリの薄切りをしいてその上にシメジとごぼうをのせて完成です。
牛肉の青トマト煮(3人前)
材料
青トマト 1・3kg ざく切り
生姜 30~40g 2、3ミリの薄切り
醤油 大さじ1/2~1位
牛肉の薄切り 300g 食べやすい大きさに切って、お塩を振っておく
作り方
油を引いて温めたお鍋に、3、4枚の生姜を残して全部入れ軽く炒めます。
トマトを入れて、少し強めの中火で、鍋の底が焦げ付かないように混ぜ、時々アクをとりながら煮ます。
トマトの水分が蒸発し、どろっとした感じになるまで煮詰めます。
油を引いたフライパンを熱く温めて、残りの生姜といっしょに牛肉を入れ、お肉に少し赤みが残るくらいにさっと炒めます。
牛肉をトマトのお鍋の中に入れて、10分ほど煮込みます。
最後にお醤油とお塩で味付けをします。
固まりで作る場合は、お肉がほぐれるようになるまで2時間ほど煮込みます。
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