予告通り、ダイジェストしか観ていない私ですが、「ゴミ拾い」が世界を驚かせたことや、今日の第三戦で善戦したことは知っています。
ネットでは、選手達に対し、「帰りは貨物船で帰ってこい!」といった厳しい声もあるようですが、私は責める気にはなれません。
責められるべきは、日本のメディアとそれに踊らされた国民でしょう。
予選敗退という結果が順当だったことは、選手達自身も認めています。
ところが大会前の期待値はそれをはるかに超えていました。
メディアによって、日本選手はまるで”英雄”のように持ち上げられ、それに煽られた国民は、やんやと声援を送りました。
世界と比べて、どれほど異様な盛り上がりだったかについては、先日の記事を参照下さい。報道の自由 その2
選手たちも人間です。連日、人気タレントのように報道されれば、己の実力を過信し、慢心することもあるでしょう。国内問題を抱え、厳しい環境にあるコートジボアールやギリシャ選手と比べ、常にVIP待遇だった彼らに「チャレンジャー精神」が欠けていても不思議ではありません。
「俺達は出場国中、最弱かもしれない」という謙虚さを取り戻し、開き直ったからこそ、第三戦が”最も好ゲーム”だったのだと思います。
星月夜☆さまブログより~
敗戦をアシフトするのは☆感動を演出する黒い利権
メディアは、「商売」目的で、「感動」を演出するのです。
日本チームを「応援」するのと、やんややんやと「熱狂」するのとは違います。メディアに煽られ、「贔屓の引き倒し」になれば、選手のためにもなりません。
喜ぶのは、メディアなどの「黒い利権」だけです。
この利権構造が変わらなければ、4年後といわず、永遠に「ガラパゴス日本(国内では強いという評価)」のままでしょう。
しかしNHKは、「日本中が注目する・・・」といった、枕詞が多すぎますね。
「○○を目論む」とか、「孤立化する○○」とか、視聴者にやたらと先入観を植え付ける手法には、
大概にせい!>(゚ ロ ゚ ; ) と言いたいです。
それは、あくまでNHK(政府)の目論見であって、事実とは異なるかもしれないのに・・・。
「集団的自衛権」報道もそうです
「”大詰めを迎えた”与党協議・・・」
それは、安倍政権の都合(日程)であって、国民の意志ではありません。
そもそも、閣議決定で憲法解釈変更すること自体、「憲法違反」です。
にもかかわらず、まるで自公の密室会議が、国の最高決定機関であるかのようにミスリードする政府広報・NHK。
最高決定機関・国会で議論するのがこの国のルールであり、閣議決定後の”事後承認”では、全く意味がありません。
今日の新聞で、ある中学生の投書がありました。
「自分は徴兵されるかもしれない。でも人殺しはしたくない」
いずれ当事者になる彼らには、現時点で「選挙権」がないのです。
だから私たち大人が、「No」と言わなければならないのです。
サッカーでは、大勢の国民が、渋谷をはじめ、全国で「声」を上げました。
ならば、「戦争反対」についても、全国で「声」を上げられるはずです。
サッカー応援に向けられた情熱の、その何分の一でも集まれば、
日本の未来を変えられると思います。