靖国参拝問題その3 | 日本の未来を考える

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靖国参拝の意味を正しく理解されていない方が多いようです。


・靖国神社は、普通の「神社」、または「お墓」だと思っている。
・米国のアーリントン墓地と靖国神社は、同じ性質の施設だと思っている。


一般に知識人と呼ばれる人でも、このような考えの方が目立ちます。


果たして靖国神社とは、どのようなものなのでしょうか。


評論家・三橋氏の記事より、靖国に関連した部分を抜粋、引用させていただきます。


~~~


国家という存在は、時に僕たち国民を苦しめるときもあります。大東亜戦争で散った全て

の英霊が、喜んで日本国のために命をかけたわけではないのは確かでしょう。


戦地で命を落としても、死後に靖国神社で神として祀られることを信じたからこそ、かつ

ての英霊は「国家のために、命をかけること」になりました。


そういう意味で、靖国神社はやはり「戦争でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り

する場所」ではないのでしょう。何しろ、靖国神社に祀られているのは、あくまで「戦死

者」のみで、アメリカ軍の空爆や原爆投下で亡くなられた一般市民の方は含まれていません。


自民党は8日、2014年の党運動方針案を決めました。
7日の総務会で「靖国神社は不戦の誓いや国家の平和を祈るところではない」などの異論

が出たため、最終的に「不戦の誓い」と「平和国家」の文言を削除しました。


「靖国神社は不戦の誓いや国家の平和を祈るところではない」


その通りです。靖国神社は国家の英霊に感謝し、自らも国家のために戦うことを誓う場所

であり、不戦の誓いや国家の平和を祈る場所ではありません。もちろん「ご冥福」をお祈りする場所でもありません。


~~~引用終わり


いかがでしょう。

靖国神社が、いかに特殊な施設であり、お墓参り感覚で参拝するような場所では決してないことが理解できると思います。


参拝行為を「必勝祈願」と言い換えた方が、より分かりやすいかもしれませんね。


したがって、国家のトップによる公式参拝は、「平和主義」を謳う現憲法下では、適切ではないということになります。


また昨年末、このような場所で、「平和の祈り」や「不戦の誓い」をした安倍首相は、

二重の意味で不適切だったと考えられます。


これは、あくまで国内問題としての話です。

「中韓の反発が・・・」とか、「内政干渉だ」、という次元ではありません。


しかし、欧米をはじめ海外からの批判(日本の右傾化懸念)は、この認識が元になっていると理解すべきです。


もちろん日本は民主主義国家ですから、国内で賛否があって当然です。

都知事選に出馬する田母神氏や石原元都知事のように、参拝支持という方もいらっしゃるでしょう。


ただし、それが適切かどうかを判断するのはわれわれ国民です。


賛否はともかく、私達は、日本国民として、

靖国神社に関する基本認識をきちんと共有すべきだと考えます。