『梅ちゃん』伝説的駄作!109th【宝の持ち腐れ】 | 日本の未来を考える

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今週のエピを簡単にまとめると、「ヒロシ」と「大病院」と「レントゲン」。


終盤になってネタに困ったのか、もはや何でもアリ、やけくそな展開が続く。


細かなツッコミなどではなく、『梅』のドラマとしての根本がデタラメなのを説明する。


まず、ヒロシ


主人公・梅が「医師になるきっかけ」となった重要人物であることは周知のとおり。

事あるごとに、「ヒロシ君、ヒロシ君」と口に出していた。


だが、実は14年もの間、双方ともに連絡を取ろうとしなかった。


梅は、「今頃ヒロシ君はどうしてるかなぁ」と想いふけることもなければ、手紙すら書いていない。

ヒロシの方も、「命の恩人」というわりに、一度葉書を寄越したきりで、材木屋で働いていた時も、

その後、東京の製薬会社に就職が決まった時も、蒲田の下村家には寄り付かなかった。


一般的に、「疎遠」と呼ばれる状態だ。


14年ぶりに蒲田を訪れたヒロシ。しかし目的は「医薬品セールス」のため。

初めて担当エリアを持たされ、何とか昔のツテを頼ろうとしたのだろう。


梅や家族達もおかしな反応を見せる。

今まで心配する様子も一切なかったのに、当人を目の前にすると、急に”善人顔”を見せる。


この番組の登場人物全員に共通する事。

それは、目の前にいる者にはお節介を焼いたり、良い顔をするが、一旦退場した者には

まるで”存在しなかった”かのように、完全に脳裏から消し去ってしまうのだ。


恩師・坂田、(留学中の)松岡、早野、医専時代の同級生など・・・挙げればキリがない。

目の前からいなくなれば、思い出されることもない。

唯一の例外はヒロシだが、あくまで”幼児期の孤児・ヒロシ”であり、単なる”動機付け”に過ぎない。

誰でも(例え猫でも)良かったのだ。


『ゲゲゲの女房』では、ヒロイン・ふみえが故郷・境港の祖母や両親、兄弟のことを、

さかんに思い出していたのとは対照的。そこには温かな「家族の絆」があった。


今日の放送でも、千葉に引越しした両親(母)から4ヶ月ぶりに連絡があった。

だが、梅にとってはどうでも良いらしく、母が一方的に「太郎は元気?」としゃべるだけ。


60歳を過ぎて新たな土地で生活する、しかも仕事絡みとなれば、精神的にキツイはず。

元々田舎嫌いの都会育ちの建造夫婦。地元に馴染むには時間が掛かるだろう。

特に梅母には、「家出」の前科がある。周囲の気遣いは必須だと思う。

なのに、下村家兄弟全員が夕食に顔を揃えた時も、誰も両親のことを気にする様子はない。



どこに、 「家族の絆」 があるのか?(今までもなかったが)



次、大病院の件


先日も書いたが、近く(表通り)に大きなビルが建っているのに、完成するまで気付かないなど

魔法を使わない限り、ありえない。


それが「大病院」なら尚更だ。

完成までに、どれほどの準備や根回しが必要か。最低でも数年は掛かるだろう。

商業ビルとは比べものにならない。


医療監修先の「東邦大学」、「蒲田医師会」は何の監修をしているのか?不思議でならない。


建設に際し、地元の調査や医師会との摺り合わせもあっただろう。

東京都の新病院建設となれば、帝大教授(当時)の建造の耳にも入っていただろう。


町の診療所が「代診」を依頼するのも、通常「医師会」を通して大学病院に話が行く。

医療は「国策」なので、地域医療という名目上、大学側は人員を派遣するようだ。

(もちろん人件費は診療所側が負担)


校医についても同じ。

地域医療を担っている地元医師会に相談したうえ、医師会が判断するだろう。

学校側から直接、診療所(梅医院)に依頼があるとは考えにくい。


もしや、梅医院は、「蒲田医師会」から除名されているのだろうか?


さらに、診療所と大病院(総合病院)との役割の違いがある。


梅医院で診察できるのは、現在も過去も、「軽症患者のみ」。

食中毒ですら対処できないので、大病院に転送しなければならない。


「軽症患者」なら今までどおり来院するだろう。

わざわざ設備の整った病院に行く必要はないからだ。


大病院側も、軽症患者に押しかけられては、むしろ「困る」。そのための役割分担だ。

早野のように自宅医療を選択する場合も、地元の町医者に依頼するだろう。


梅医院はこれまでどおり、軽症患者のみを看ればいい。

「掛かりつけ医」として、自分の病歴や特徴を把握してくれるのは、患者にとって心強い。


自然と、町医者(診療所)と大病院との住み分け(役割分担)がなされるはずだ。


もし仮に、梅医院に閑古鳥が鳴き、経営危機に陥るならば、やはり地元から必要とされていないか、藪医者だということになる。


もはや地元から必要とされていないのだから、「梅医院」は廃業すべきだ。



次、レントゲンの件


どうも、”レントゲンがないのが梅医院がヒマな原因だ”という雰囲気になっている。


だが、ちょっと待て。


もし仮に、レントゲンが梅医院にあったところで、どうする?

梅は使ったこともなければ、画像解析の経験もないだろう。

(放射能遮断設備は、おそらくノブが一日で作ってくれるだろうが・・・)


まさに 「宝の持ち腐れ」 。


ベテラン医師の建造がいるならともかく、帝大研修医を中途半端にやめて開業した梅に

レントゲンなど必要はない。

逆に、見落として「異常はないですね~」と誤診されれば患者にとっても迷惑だ。


というか、保健医療制度のない時代、安易にレントゲンなどを撮れば、患者はものすごい金額を

請求されてしまうと思うのだが・・・


ただでさえ、通常の診察代が払えない患者が多い(?)蒲田の町。


自分に何ができて何ができないか?

何のために開業を思いついたのか?


この点を、今までテキトーに済ませてきたから、最後になってぐだぐだになってしまったのだ。



テキトーに気の向くままに、目の前の人におせっかいを焼いてきたヒロイン。

そのくせ、他人が同じような事をすれば、迷惑がるという身勝手さ。


医療に対しても、「自分の手柄」優先。誉められるかどうかがポイント。

患者や家族の「その後」など、どうでもいい。その場限りで、ハイ終了。


「笑い」を狙うのはいい。シリアスな場面ばかりである必要はない。

だが、肝心のテーマ(主題)を疎かにしすぎた。


時代背景、人物描写、そして医療・・・全ておふざけネタにして、まともに描いてこなかった。

「恋愛沙汰」だらけの、「変人」たちが繰り広げる非常識な世界、それが、『梅ドラ』の実態だ。



「ひたむきに頑張るヒロイン、地域医療に尽くそうとする女性版・赤ひげ物語。」


視聴者の多くは、こんなドラマを期待した。


いつになったら 始まるのだろうか?(´・ω・`)


補足


ヒロシは、成長した姿を見せるだけ(材木屋で頑張る→いずれ大工の棟梁に)で良かった。

代りに、早野氏の未亡人の様子とか、千恵子のこと、光男のこと、

ホラ吹き婆さんや肺炎の老人ら、今まで関わってきた人達のその後を丁寧に描くべきだった。

少なくとも、すぐ近所にいる千恵子や光男は、数ヶ月放置せず描くべきだった。


あれほどお節介をしておきながら、後は知らぬ存ぜぬはないだろう。


もし最後になって、みんなが集まって「やっぱ梅ちゃんがこの町には必要なんだ!」


「梅ちゃんのおかげ!」で大団円になっても、視聴者は白けるだけ。


だって、梅は何もしてないんだからねっ!



♪Time Stop / 米米CLUB

http://youtu.be/f_hnBQdk-ys



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