プログラミングスクールに在籍していたS君は、2022年11月に入社しました。
S君は20代半ばで、ものすごくプログラミングが好き。休憩時間を使って近くの本屋に技術系の本を探しに行くくらいです。

S君のIT業界への転職理由は、技術発展の傍観者ではなく担い手になりたいと思ったから。
前職で様々な便利なIT技術を使用する際に便利さを享受するとともに、ただ提供されているものを使用していることに対して、時代に取り残されている焦燥感を感じており、その焦燥感を解消するとともに常に新しい技術に触れ、成長する技術の担い手になるために転職を決意しました。

 

と、志しを熱く語ってくれました。

研修内容
入社して最初の3ヶ月間は上司とマンツーマンでプログラミング言語とフレームワーク研修を行いました。
※研修後の配属先がWebを使ったシステム開発だったため、今回はJavaとSpring Bootを実施。

プログラミング言語学習
 1ヶ月半〜2ヶ月の間、Javaの学習を実施。
 元々言語の知識があったのとアルゴリズムが得意だったS君の習得レベルに合わせ、少し難易度を上げて実践的な研修を行いました。
 ここでは言語の基礎知識はの習得はもちろん、最適な構文の使い分け、実践的なコーディング、公式サイトを使った調べ方を学んでいきました。
 対面で研修で行なっていたため、アルゴリズムが思いつかない時は白板を使いながらアルゴリズムを考えていく訓練をしました。

フレームワーク学習
 1ヶ月〜1ヶ月半の間、Spring Bootの学習を実施。
 ここではSpring Bootを使ったWebアプリケーションの基礎、Thymeleafを使ったフロントエンドの学習、HTTPプロトコルの基礎、Spring Data JPAを使ったDBアクセスの学習を学んでいきました。
 プログラミング言語学習でS君がよく間違えていた内容を織り交ぜた課題を用意し、言語学習の復習と共にフレームワークの理解を深めていきました。

プログラミングスクールと研修との違いとは?
S君にプログラミングスクールと研修との違いについて感想を聞いてみると、以下のように語ってくれました。


スクールと研修との違いは教育の親身さにあると思っています。

スクールの授業は画一的・一般的な内容になってしまうため、表面上の理解にとどまってしまうことが多々ありました。

また、講師の方に質問することもできましたが、自分の成果物に対する質問ではなく、単純な疑問を質問してよいのだろうかという戸惑いもあり、結果動くだけのコードを書くだけになっていました。
 

それに対して研修では、疑問に思ったことが聞きやすい環境だったり、理解度が足りていない際に追加で課題を出してくれたり、コードを書いた際に丁寧にレビューをしてくれました。
そうして親身になって指導してくれたおかげで、ただ動くだけのコードを書くのではなく、よりよいコードを書くにはどうすればよいかと考えることができるようになりました。

研修終えたS君の感想

成長したことに対する達成感と更なる成長に対する期待を感じました。
3ヶ月の間、プログラミング言語の知識だけではなく、エラーなどが出た時の対処、よりよいコードを書くにはどうすればよいかなど、より実務に通じる経験も積むことができ、確かな成長を実感することができました。
 

また、研修前と比較して、プログラマーとして働くということに対し、より明確なイメージを持つことができ、更に成長し続けていくことに対する期待も感じることができました。

と語ってくれました。
 

これからのS君の成長が楽しみです。