先日、シダレザクラを紹介した京都府福知山市夜久野町にある京都府緑化センターを再訪問しました
国道9号線の峠を登り切った夜久野高原にあり、市街地に比べると気温が2、3度低く、遅咲きと思われるサクラが見頃でした。
早咲きから遅咲きまで73品種が植わっているようですが、今回は気に入った4品種を紹介します。
フゲンゾウ(普賢像)
淡い紅色の八重咲きのふんわりとした感じのサクラ。ソメイヨシノが開花後に開花します。若葉は茶褐色ですが、徐々に緑化するようです。花弁が多くてとてもボリュームのあります
ギョイコウ(御衣黄)
江戸時代中期より前に京都市の仁和寺で生み出されたという説がありますが、初めて見たのは京都市の平野神社でした。花が黄緑色でびっくりしたのを思い出します。今はまだ咲き始めた段階ですが、やがて花弁にピンク色のストライプが入ります
キリン(麒麟)
八重咲きで大輪の花は直径が大きなものでは直径5センチほどあります。かつて東京都の荒川堤に植樹されていた品種のようです。本数は少ないのですが、濃い紅色の花はとても目立ち、思わず近寄って撮影しました
イズヨシノ(伊豆吉野)
一重咲きでピンクがかった白い花が清楚で魅力的です。オオシマザクラとエドヒガンを交配させた品種で、純白の状態で開花し、やがて淡いピンク色に染まっていくようです
緑化センターの敷地は結構広くて、時おり春風に吹かれて花吹雪が舞い、地面はヤエベニシダレザクラやシダレザクラの花びらで覆われていました。サクラの季節がもう終わってしまうのかと感慨もひとしおです
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