分配法則 | おうちで勉強して受験!子どもが勉強を好きになる方法

分配法則

勉強しなさいと言わない教育ママ 久美子です。

長女の中学受験合格日記の中から、算数の勉強について書いたところだけ、まとめて書きなおしてみました。

中学受験の勉強をしている時、長女が最初に質問してきたのは「計算の工夫」という単元でした。

そこに出てきたのが、この公式。


A×(B+C)=A×B+A×C


これって分配法則って言うんだよね。

この公式って、結構大事なんですよね。

この公式がわかっていないと、中学になってから、文字式が出てきたときも、きちんと理解できない。


何を理解したらいいかというと…

A×B+A×Cは、まとめてA×(B+C)

■=B+Cなら、A×■って書いてもいいってこと。


これがわかっていないと、文字式の計算がわからなくなる。

例えば、3x+5x=8x っていうのの意味が理解できないよね。


それともう一つ。

A×■を、■=B+Cの時には、A×BとA×Cに分けて計算して、たしてもいいってこと。

これが出来ると、計算を工夫して、早くすることができることがある。


例えば、25×5を計算するとき。

25×4+25×1に分ける。

25×4=100、25×1=25 だから

100+25=125で、答えは125になる。


こうやって、分けて考えたら、暗算で計算しやすいよね。


他にも、計算しやすい工夫としてこんな公式ものっていました。

1/{n×(n+1)}=1/n-1/(n+1)(nは0でない整数)


これが分かると、1/42+1/56 みたいな問題が出たとき、

1/(6×7)+1/(7×8)=1/7-1/8+1/8-1/9

と書き直して、1/8が消えて1/7-1/9を計算すればよくなる。

この方が早く問題解けるでしょ?

中学受験には、こういった、この問題はこれを覚えているとすぐ解ける!みたいな公式、結構多いんだよね。


次は、三角数についてです。

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