具体的なハウツー

各地でお話会とかをさせて頂いていると、
有難いことに、

沢山の方から
「あっという間だった。」
「腑に落ちた。」
「点と点が線になった。」
などの感想を頂けます。

ただ、もちろんなのですが、
中には
「内容が薄い。」
「ガッカリした。」
「高い。」
など、手厳しいと感じる意見も頂きます笑

勿論、そういう感想も本当に有難くて、
改善出来るところは改善しようと大切に読ませて頂いております。

ただ、そこで悩むものに
「具体的なハウツーを教えて欲しかった。」
というものがあります。

確かに
「〇〇という症状には〇〇」
みたいな具体的なアプローチ方法。

つまり、
「ハウツー」
はわかりやすいです。

僕も自分の知らない分野では真っ先にそれを求めます笑

でも、身体に関しては、
お一人お一人

「そもそもの身体」が違うので、
症状が出る原因も違うと思います。

ホロソフィー®︎では、
身体が制限を作る原因に
①生活習慣
②精神的ストレス
③外傷
④環境の変化
⑤情報
などがあると考えています。

となると、例えば
「便秘」
という症状があるAさんとBさんがいるとして、

Aさんは①生活習慣の乱れからの「便秘」
Bさんは②精神的ストレスからの「便秘」
だとしたら、
同じ「便秘」でも、
具体的なアプローチ方法が当然変わってきます。

たまたまそれが合った人は効果的かも知れません。

でも、身体は常に変化しているので、
同じことをしていても、
今日は良くても、
1ヶ月後は合わないかも知れません。

また、生活習慣の乱れが原因のAさんが精神的ストレスのケアをしたり、
精神的なストレスが原因のBさんが生活習慣を整えたりしたとしても、
効果は薄いと思います。

「〇〇には〇〇が良いって聞いたので、食べてます。最初は良かったんですが、、、」

「△△さんが、△△の人は絶対△△をしない方が良いって言ってて、、、」

今まで、そんな感じで悩まれている方を沢山見てきました。

ハウツーがダメな訳では勿論ないです。

でも、
ハウツーに期待し過ぎて、
思った様な効果が出ない場合、
また違うハウツーを求める。

そうやって、
終わりのないセミナージプシーになることや、

「あれ食べちゃダメ。」
「あれ飲んじゃダメ。」
「あそこ行っちゃダメ。」
「あれ使っちゃダメ。」
が増え過ぎて、
人生の選択肢が過度に減って行く。

これって少ないケースではないと思います。

僕は「健康」や「健康法」は、
人生の選択肢を広げたり、
自由度を上げたりするための、
豊かに生きるためのツールだと思っています。

なので、お話会などに参加頂いて、
人生の選択肢が狭くなったり、
自由じゃなくなったり、
豊かさが減ることは好みではありません。

そうなると、お話会でも
わかりやすくはないし、
キャッチーではないかも知れないけど、

症状に対する具体的なハウツーよりも、

症状＝サイン
という側面や

「何で起きたんだろう？」
という具体的なハウツーに行くまでの
「前提」の視点がメインに来ることが多く、

具体的なアプローチ方法などのハウツーはその後になってしまって、
内容としても当たり障りない感じになってしまったり、
ボリューム少なめな内容になってしまうことが多いです。