76年のGC開幕戦から柳田選手が3Lにボアアップしたエンジンにクロスフローヘッドを搭載したフェアレディZで参戦しました。カラーリングはダルメックスのチームカラーである白地に赤色のストライプに変更。GC第1戦はトラブルで完走とはなりませんでしたが、GC第2戦ではRX-3とのバトルを観ることが出来ました。

 

スーパー&GTレース

 

この日の朝は天気が悪く、スタート時刻の10時はウエットコンデション。売店もトイレも無く、グランドスタンドからは遠く離れた100Rのアウト側で観戦しました。

 

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天候回復の予報によりオールウエザー仕様のタイヤにカット溝を追加した車両もあり、難しいコンデションの中でスタートとなりました。

 

 

スタート直後は前年チャンピオンの猪原選手とオート東京の岡本選手が先行します。

 

 

 

予選は天候の悪化で6番手スタートとなった柳田選手はRX-3勢を攻略し徐々に順位を上げる展開でした。

 

 

 

もう一台のNo.26 藤原吉政選手 ウメダ280ZG は予選3番手からのスタート。

 

 

 

2番手の猪原選手はウエット仕様のセッティングのため路面が乾くと厳しい展開となりました。

 

 

 

パスをされてもテール・トゥー・ノーズで追い上げます。

 

 

最終ラップまでバトルが続き柳田選手が1秒差で2位を獲得。

 

 

 

No.14 関谷正徳選手 静マツサバンナ はポールポジションを獲得。

 

 

 

No.10 大木彰夫選手 木の実サバンナは旧片山車でGC開幕戦から出場。

 

 

 

優勝は序盤からリードを広げた No. 2 岡本安弘選手 マツダサバンナRX-3。

 

 

毎回、参加台数が少なく接近戦の少ない展開ですが、3Lエンジンンにクロスフローヘッドを搭載したワークス仕様?!のZが参戦したことで見ごたえのあるレースとなりました。

 

このクラスの車両の製作費は高騰していてロータリー車でも600万、レース毎に80万以上の費用が必要とのこと。メーカー系の援助が無いプライベータでは負担が大きくメインのGCレースやフォミュラーカーに転向する参加者が多くなりました。Zに搭載されたクロスフローヘッドは当時で約300万円だとか。耐久レースを含めてこの年に参加した車両は数台あるようでしたが日産ワークス系だったような…。

 

 

ダルメックスZは「No.11 260ZG」のままでマルイからプラモデルで発売されていました。

 

 

 

 

AUTO SPORT(オートスポーツ) No.197 1976年7月15日号 | レースとクルマの“電子雑誌” | ASB 電子雑誌書店 (as-books.jp)

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