F1レースが初めて開催されたこの年は明るい話題が多く、GCレースでは新車の投入や新チーム結成の発表が年明けから行われ、とても活気を帯びてきた印象がありました。
5カ月ぶりとなるGC開幕戦の決勝は久しぶりの晴天に恵まれ華やかに開催されました。
グランチャンピオンレース
シーズンオフに富士GCドライバーの資格認定が行われ29名のドライバーを対象とした優遇措置が実施されたこともあり、22台が揃う注目の開幕戦となりました。
認定ドライバーとは
・74年度以前のGCレース優勝者
・75年度のGCレースの予選で1分25秒以内のタイムの記録者
・75年度のGCレースの決勝で10位以内の入賞者
・76年にFIA 国際ドライバーライセンス A-A を取得した者
認定されたドライバーには
・エントリーフィー(7万円)と練習走行1大会当たり6時間までの免除
・スターティングマネーの支給 (過去の事例では100万、50万、30万のクラス分け)
GCレースで初めてのポールポジションを獲得した星野選手はコースレコードも樹立。上位チームは76年タイプのBMW M12/7を導入し予選は上位と中段グループ共に僅差で決勝レースが楽しみでした。
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スタート直後は星野選手を先頭に生沢選手と桑島選手が続きます。
後続は…
(手動でフィルムを巻き上げるため残念ながら最後列から10台位しか撮れませんでした。)
左から
No. 2 高橋国光選手マーチ73S/BMW
No.51 見崎清志選手のローラT290/BDA
No.18 鮒子田寛選手のマーチ75S/BMW
No. 9 従野孝司選手のシェブロンB23/RE-13B (サイドポート仕様)
No.22 赤池卓選手のローラT290/RE-12A
No.10 遠藤栄行選手のローラT292/BDA
No.77 岡本安弘選手のシグマGC73/RE-13B (ぺリフェラルポート仕様)
トップのバトルが続きます。No. 37生沢選手はこの年からスペアエンジンも確保し絶好調で期待が高まりました。
続いて桑島正美選手と高原敬武選手
シェブロンでのバトルは藤田選手と杉崎選手
新チームのダルメックス・ロクエイ・レーシングは白地に色違いのストライプを塗り分けた4台の体制で参戦。「ダルメックス・プラス」というオイルのプロモーションでした。
北野選手のマーチ74S/BMW
都平選手のローラT292/BMW
シグマGC73の岡本選手。13-Bのエンジンを搭載した初戦はドライブシャフトが破損。
赤池選手のローラT290。前年後半からGCレースに出場。譲り受けた車両価格は190万円で1戦毎の経費は80万円だとか。12Aエンジンで参戦した開幕戦はスロットルが戻らなくなるトラブルでクラッシュ。レースは赤旗中断となりました。
再スタート後は生沢選手がリードしたもののタイヤブローで後退。高原選手が優勝し、スタートで後退した高橋国光選手が2位まで挽回。各チームの速さが拮抗していてたいへん見ごたえのある観戦となりました。
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