76年のGCレースでは鮒子田選手がシグマからマーチ75Sにチェンジ。オートスポーツ誌の表紙に登場しました。
このマシン、マルボロカラーが鮮やかでしたが、なんとも言えないカッコ悪さがありました。
76年第1戦の75S
低く平らなボディから盛り上がった4つのタイヤハウスとフォーミュラーカーのコックピットを2個配置したような組み合わせは生沢選手のGRD・S74やムーンクラフトの魅力あるボディとは異なりとても未完成な印象でした。日本でのタイヤサイズに合わせてフェンダーをさらに大型化したのも一因でしょうか?
2戦目以降はムーンクラフトのカウルに換装され、使用されることは無く開幕戦が見納めとなりました。その後に購入したチームはカウルレスのシャーシを発注したと記憶しています。
ムーンクラフトのカウルに換装した76年第2戦
グランドスタンド裏で配布されたステッカー
この75Sはマーチ社のセミ・ワークスチームのものを購入。モノコックチューブは74Sと共通。サスペンションの小変更とボディ形状を一新してリリースされましたが、基本的には73Sのアップデート版のようでした。コックピット後ろのフレームはF2マシンと共通であったり3Lエンジンも搭載可能な構造など、すばらしい基本設計であったことが多くの戦歴からもわかります。
2座席スポーツカーのリリースは76Sまで。当時のマーチ社はF1を頂点にフォーミュラーカーの製作に注力していたようです。
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