テンくん 抗体検査 | NPO法人 カーサ・グランデ しっぽレスキュー

NPO法人 カーサ・グランデ しっぽレスキュー

NPO法人カーサ・グランデの1部門として動物愛護団体「しっぽレスキュー」を立ち上げました。
保護・譲渡、セラピー活動、動物ふれあい教育活動を起こっています!! https://chuchu718.wixsite.com/sippo814irisu




こんにちは☀️


今日はテンくんの抗体検査をしに
病院に行ってきました🚗 ³₃


~現在の症状~
・ご飯を食べない
・ふらつき(立ち上がり困難)
・少しの段差も上がれない
・脱水
・目のモヤ



全くご飯を口にしない為
強制給餌にてa/d缶をあげていますが…
体重も減少していく一方💦


今日の検査結果です↓↓↓




白血球  前回(114)   今日(308)


総蛋白    前回(10.3)  今日(10-1)


GBT        前回(199)    今日(193)


  クレアチニン  前回(0.74)  今日(0.34) 


体重      前回(2.1㌔)     今日(2.06㌔)



前回より白血球はかなり上がり

炎症を起こしているため

抗生剤(アモキシシリン)も

10日間服用して様子を見ることになりました。



前回とあまり変わらない所も

ありますが…



筋肉の衰え、

体の負担が大きくなっています😭



エコー検査もして頂きましたが

腹水はなく💦

ドライタイプのFIPなのでは

とのことでした。



PCR検査をと、思いましたが

腹水が溜まっていないことから

血液で検査することになるのですが

血液だと結果が出にくいことが

多いそうです。



なので、まずは抗体検査を

して頂きました。

結果は4~5日後になるそうなので

またわかり次第

ご報告致します。



毎日YouTubeやネットで

FIPの事を調べたり

FIP経験者の方のお話を聞いたり…



本当に難しい病気です。

先生からもかなりしんどいんだと

思いますと言われました。



必死にSOSを出し

自らシェルターにやってきたテンくん

遺棄された可能性があり

ずっと人が怖かったテンくん


少しずつ慣れてきて

やっと心を許し始めたのに…



どうか、テンくんの猫生が

明るい事を祈るばかりです💦



↓↓↓

FIP(猫伝染性腹膜炎)について


猫腸コロナウイルスは多くの猫が

もっている病原性の低いウイルスです。

それが、なんらかの理由で

(原因の1つはストレスと言われてます)

強い病原性は持つようになり

猫伝染性腹膜炎】となります。

致死率100%


※新型コロナとは全く関係ありません※


★ドライタイプ

・臓器に肉芽腫を作る

・腎機能の低下、腎腫大

・ぶどう膜炎

・脳の炎症

・神経症状

・30~40%の割合


★ウェットタイプ

・胸膜炎や腹膜炎

・腹水、胸水など

・進行が早く、2週間〜1ヶ月で

なくなることある

・60~70%の割合



FIPに対する有効な治療法はありません。


予防も診断も難しく

余命をどのくらい伸ばすか

どのくらい苦しまず過ごせられるのか

が治療のポイントとなります。


日本で認可されていない薬が

ありますが、

高額なうえ、長期の治療になります。

約50~100万かかると言われてます。