感謝をするというのは

いま、「ある」ものに

目を向けることから始まります。

 

「ある」ものを認識することから

始まるのですが、

それができない人もいます。

 

そういった人は観察力や洞察力がなく、

当たり前にあるものへ

なかなか目が向きにくく、

気がつきにくいのです。

 

 

 

こんなことがありました。

数年前に母の抗がん剤治療に伴って

叔母が田舎から

手伝いに来てくれた時です。

母の病院の付き添いから、

放射線治療後のケアに

家の掃除などの家事全般を、

母に変わりに

数か月にわたってやってくれました。

 

 

私が知る限り、

その間に父から叔母へ

お礼を言った回数は0。

 

叔母が帰った後も

叔母へのお礼の言葉も

お礼の品物を送ることもなく。

それどころか最近は、

笑いのネタのように

叔母はわざわざ出てきて、

インフルにかかっただけで帰った。

というのです。

 

 

 

感謝ができない人というのは、

自分が中心で、

他のものに目を向けないので

なかなか観察力が育ちません。

観察ができないから、

当然洞察力も育たず、

どんどん感謝ができる幅が

狭まっていきます。

 

 

反対に感謝ができる人というのは、

今まで当たり前と思っていたことに

気がつける人です。

 

「自分の過ごす空間がきれいに保たれている」

「今日も食事をとれた」

自分以外の人、ことなどを

観察し洞察できる人です。

 

 

純粋に人は

感謝をされれば嬉しいものですし、

自分にとっての感謝の対象が増えると、

幸福度が増します。

 

なによりおごることなく

謙虚に生きられる。

これって、

すごく大切なことではないかな

と思います。

 

 

みなさんはどう感じますか?

ぜひコメントで教えてくださいニコニコ

 

 

 

 

 

観察対象を一つ決めてください。

観察してみた時、

どんな感謝を見つけられましたか?

 

また明日!