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かなぐり捨ててきた思い出達が
必要になる時
記憶も無い
記録も無い
確かに私は其処にいた
確実にいたのだ
だが、恥じた
記録を捨てた
記憶も霞んだ
これから
二足歩行をするはずが
踏み出す前に転げている
だから
あの時の自分に
「大丈夫だから」
と肩を叩いてやりたいのだ
その思いが、私の証明
噂は、広まる。
紛れも無い事実だ。
それは、もう不愉快なくらいに。
人の口は立派な広告だ。
受け手の見方など思慮しない。
その場でインパクトがあれば良いのだから。
ましてや、送り手の事情など、頭の片隅にも無いだろう。
しかしながら、逆を見ると、
自分が第三者ならば、それがとても惹かれる話題だという事もわかる。
「やっぱり、私も羊だった」