「夏子の酒」という作品が好きです。

その作品に「和嬢良酒」という言葉が出てきます。
和は良酒を醸す。
土地を耕し種を蒔き米を収穫し、
そしてそれを仕込み日本酒を創る。
どの和が欠けても良酒は出来ない...
自分の求めるものに妥協なく
不安になりながらも道を信じる人たち。
信じて進んだ事で追求した結果に
たどり着く事ができる・・・
そんな素敵な世界が描かれていますが
とりわけ「杜氏」という役割が
個人的にはとても好きです。
杜氏と言うのは皮肉な芸術家。
どんな名酒ものんでしまえばおわり。
絵画や音楽のように後世に残りはしない。
だからこそ
たった一度でもいい
口にした人がだれも語りつぐだろう
精魂こめた日本一の吟醸を造る人。
自分の「ものづくり」の原点として
忘れたくはない部分です。
