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for-ple鍼灸院です。
--- 基本的な考えかた
私たちの体は、眠る・呼吸する・食べ物を消化する・栄養を吸収する・血液を循環させる・体温を調整するなど、意識せずに働いている仕組みによって守られています。これらは一生のあいだ休むことなく働き続けており、生きるうえで欠かせない大切な働きです。このような無意識の働きをコントロールしているのが 自律神経 です。ところが、自律神経はストレスや生活リズムの乱れ、季節の変化(暑さや冷えなど)によってバランスを崩しやすく、その結果、だるさ・不眠・胃腸の不調など、さまざまな不快症状につながってしまいます。だからこそ、自律神経を整えることは日々の健康維持に欠かせないポイントなのです。
今回、自律神経の調整や全身のケアにおすすめなのが、足首にあるツボ 「太渓(たいけい)」と「崑崙(こんろん)」 です。セットで刺激するとバランスを整えやすいと考えられています。
太渓(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあります。腎経の代表的なツボで、体の「水分代謝」や「エネルギーの源」に深く関わります。ここを刺激すると、下半身の血流が整いやすくなり、冷えやむくみ、足のだるさに役立ちます。また、体の疲労回復や免疫力サポートにも良いとされています。
崑崙(こんろん)

外くるぶしとアキレス腱の間にあります。足首の動きを助け、腰から足にかけての緊張を和らげる作用があり、腰痛や足の疲れに用いられることが多いツボです。血流を促し、下半身にたまりやすい熱や余分なものを流す働きも期待できます。
太渓で体のエネルギーと水分代謝を支え、崑崙で下半身の緊張や滞りを流すことで、全身のバランスが整いやすくなります。
日常ケアとしては、両方のツボを軽く指で押したり、お灸で温めたりするだけでも、足の軽さや全身のリラックスにつながります。冷えやむくみ、腰の疲れを感じるときは、ぜひセットで試してみてください。
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