東証、システム障害で全銘柄の取引停止
毎日新聞2020年10月1日 09時02分(最終更新 10月1日 09時21分)
https://mainichi.jp/articles/20201001/k00/00m/020/018000c
東京証券取引所は1日、相場情報の配信に障害が生じているとして、全銘柄の取引を停止すると発表した。復旧の見通しは未定という。
官房長官は首相への必須条件 中川佳昭・編集編成局編集委員
毎日新聞 2020年10月1日
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200928/pol/00m/010/014000c
菅義偉内閣が正式にスタートした。7年8カ月、歴代最長の安倍晋三前首相の時代が終わり、たたきあげの菅首相の誕生となった。令和おじさんこと、菅首相への世論の反応は好調で、毎日新聞の全国世論調査(9月17日)で内閣支持率は64%となった。
今回の菅内閣誕生にあたっては、政治史上、特筆されることがある。自民党の政権下で首相になるための必須条件が官房長官を経験すること、自民党派閥のトップは首相を生み出す力は備えても、自らは首相の座に縁遠いという実情が明白となったことだ。この2点から菅政権の本質を解き明かしてみたい。
日銀短観、企業の景況感やや改善
毎日新聞2020年10月1日 09時01分(最終更新 10月1日 09時01分)
https://mainichi.jp/articles/20201001/k00/00m/020/017000c
日銀が1日に発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業・製造業で前回6月調査から7ポイント改善し、マイナス27となった。大企業・非製造業は5ポイント改善のマイナス12。
暴走のトランプ氏か言葉に窮するバイデン氏か 「史上最悪」醜態のテレビ討論会
毎日新聞2020年9月30日 19時57分(最終更新 9月30日 22時34分)
https://mainichi.jp/articles/20200930/k00/00m/030/246000c?cx_testId=81&cx_testVariant=cx_2&cx_artPos=0&cx_type=trend#cxrecs_s
米大統領選の2人の候補者が第1回テレビ討論会で初めて対決した。共和党のドナルド・トランプ大統領(74)は民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の発言を遮り続け、うそや中傷も繰り返す暴走を見せた。一方でバイデン氏も支持率で先行するが、高齢不安を払拭(ふっしょく)する力強いパフォーマンスは発揮できなかった。【ワシントン高本耕太、古本陽荘】
心の天気図 長い闘いを知る 佐々木 司・東京大学教授・精神科医
毎日新聞 2020年10月1日
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20200929/med/00m/100/003000c
心の病気と同じく体の病気でも、再発や悪化を繰り返し、数十年の長きに及ぶ病気が少なくない。安倍晋三前首相が潰瘍性大腸炎の悪化を理由に、2度目の辞任をしたことは記憶に新しい。だが、こういう病気の悪化は、はた目には分かりにくく、「まさか」と思った人も多いかもしれない。
安倍前首相が潰瘍性大腸炎を発症したのは17歳とのことだが、そのように若い頃から経過が数十年にわたる病気は、潰瘍性大腸炎だけではない。慢性糸球体腎炎などの腎臓病、全身性エリテマトーデス(SLE)などの膠原病(こうげんびょう)、糖尿病の一部(特に1型糖尿病)など実に多くの病気がある。10代、20代での発病が多いようだが、1型糖尿病のように、もっと小さい頃からの発病がみられる病気もある。
これらの病気に共通する特徴の一つは、骨折やけがと違って、周りからはなかなか病気と分からないことである。病気と分かるには本人に話してもらう必要があるが、つらい病気のことを自分から積極的に話したくないという人も少なくない。悪化のために仕事や学校を休むといったことがなければ、周りは知らないままということが実際には多い。
概算要求、105兆円超え 過去最大 コロナ対応で膨張
毎日新聞2020年10月1日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20201001/ddm/001/010/135000c
2021年度の予算編成に向けた各省庁の概算要求が30日、締め切られた。新型コロナウイルス対応などで経費がかさみ、7年連続で100兆円を突破。要求総額は105兆円を超えて過去最大となる見通しだ。コロナの収束時期が見えない中、要求額を明示せずに政策項目だけ記載する「事項要求」も目立ち、12月に決定する予算規模はさらに膨らむ可能性がある。
東証など4取引所、全銘柄の売買を停止 システム障害
朝日新聞 2020年10月1日 10時09分
https://www.asahi.com/articles/ASNB130XKNB1ULFA005.html?iref=comtop_7_02
東京証券取引所は1日朝、相場情報を配信するシステムに障害が生じたとして、全銘柄の売買を停止すると発表した。札幌、名古屋、福岡の各証券取引所も1日朝から全銘柄の売買を停止している。復旧のめどは未定という。
衆院解散、当面ないならいつ ささやかれる3つの選択肢
朝日新聞 2020年10月1日 7時00分
https://www.asahi.com/articles/ASN9Z7DRZN9ZUTFK00H.html?iref=comtop_7_03
菅義偉首相(自民党総裁)の総裁任期満了まで30日で残り1年となった。衆院議員の任期満了も1年余りと迫っており、衆院解散・総選挙の時期が焦点となっている。今年10月~11月上旬の早期解散の機運が急速にしぼむなか、首相は次期総裁選での再選も見据えながら、解散戦略を練ることになりそうだ。
菅印の行方 第1回 デジタル化の敵は「言うこと聞かぬ省庁」 3密も生んだ
朝日新聞 2020年9月23日 7時00分
https://www.asahi.com/articles/ASN9Q40ZSN9LULZU00L.html?iref=comtop_ThemeLeftS_03
4連休初日の19日午後2時前、東京・虎ノ門の民間オフィスビルに入る内閣官房IT総合戦略室の会議室に、私服の官僚たちが集まってきた。菅義偉首相が目玉政策に掲げるデジタル庁創設に向けた、キックオフ検討会のためだ。
具体化を任されたのは、IT業界にくわしく、安倍政権でIT担当相を務めた平井卓也デジタル改革担当相だ。「総理の指示は相当なスケジュール。素早く立ち上げ、小さく産んで大きく育てたい」。紺のポロシャツ姿の平井氏は、檄(げき)を飛ばした。
東証が全銘柄の売買停止、相場情報の配信に障害…名古屋・札幌・福岡も
読売新聞 2020/10/01 10:04
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20201001-OYT1T50093/
東京証券取引所は1日、相場情報の配信に障害が発生し、全銘柄の売買を停止すると発表した。午前9時の取引開始から停止しており、復旧のめどは未定としている。
衆院年内解散、首相が見送りの公算…コロナ対策に全力
読売新聞 2020/10/01 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201001-OYT1T50041/
菅首相が、年内の衆院解散・総選挙を見送る公算が大きくなった。新型コロナウイルスの収束が見通せない中、当面は感染抑止と経済再生に全力を挙げる必要があると判断した。政府・与党は臨時国会を10月下旬に50日間程度の会期で召集する方向で調整しており、首相は重要法案の成立に万全を期す構えだ。
「ゲーム平日60分」条例は「憲法違反」、高松の高校生と母親が県を提訴
読売新聞 2020/10/01 07:43
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201001-OYT1T50088/
18歳未満の子どものゲーム利用について家庭にルール作りを求める香川県の条例は基本的人権を制限するなど違憲で、精神的苦痛を受けたとして、高松市に住む高校3年の男子生徒(17)と母親が30日、県に計160万円の損害賠償を求めて高松地裁に提訴した。
東証、全銘柄の売買停止 システム障害で、14年9カ月ぶり―札幌、名古屋、福岡も
時事通信 2020年10月01日10時32分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100100328&g=eco&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
システム障害で全銘柄の売買が止まった東京証券取引所の電光ボード=1日午前、東京都中央区
東証は1日午前、システム障害の発生により全銘柄の売買を停止した。売買の注文も受け付けられない。復旧のめどは未定。東証での全銘柄の売買停止は約14年9カ月ぶりとなる。この影響で札幌、名古屋、福岡の各証券取引所でも全ての株式取引ができない状態になっている。
「見るに堪えない」混乱 泥仕合の大統領選討論会―米メディア
時事通信 2020年09月30日20時37分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020093000977&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
【ワシントン時事】米オハイオ州で29日に行われた米大統領選の第1回テレビ討論会は、「泥仕合」の様相を呈した。トランプ大統領がバイデン前副大統領の発言に割り込み、バイデン氏も「黙ってくれ」と応酬し、政策論争よりも非難合戦に終始。ワシントン・ポスト紙(電子版)は「けんか腰で妨害にあふれ、ほとんど見るに堪えなかった」と酷評した。「史上最悪の討論会」(CNNテレビ)との声も上がっている。
郵政、損失3兆円 ゆうちょ銀の株価下落
時事通信 2020年09月30日20時38分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020093001200&g=eco
記者会見する日本郵政の増田寛也社長=30日午後、東京都千代田区
日本郵政は30日、グループのゆうちょ銀行の株価下落に伴い、2020年4~9月期の単体決算で3兆404億円の特別損失を計上すると発表した。増田寛也社長は記者会見で「経営の健全性に影響を及ぼすものではない」と説明した。
東証、全株式の売買停止 システム障害、復旧急ぐ
共同通信 2020/10/1 10:17 (JST)10/1 10:51 (JST)updated
https://this.kiji.is/684188175632729185?c=39546741839462401
日本取引所グループ(JPX)傘下の東京証券取引所は1日、システム障害が発生したことから株式全銘柄の売買を停止した。注文の受け付けも取りやめた。午前9時の取引開始前から相場情報の配信が滞ったという。原因の究明と復旧を急いでいる。東証のシステムを利用する札幌証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所も1日、株式全銘柄の売買を停止した。
東証では18年にも注文の一部が受け付けられなくなるトラブルがあったが、全銘柄が取引できなくなる大規模な障害は極めて異例。
「首相訪韓は徴用工確約が必要」 外務省幹部、譲歩引き出す狙いか
共同通信 2020/9/30 20:59 (JST)9/30 21:17 (JST)updated
https://this.kiji.is/684007233798931553?c=39546741839462401
外務省幹部は30日、韓国での元徴用工訴訟で差し押さえられた日本企業の資産に関して、現金化しないとの韓国政府の確約がなければ、菅義偉首相は韓国が開催を目指す日中韓首脳会談に出席しないとの認識を示した。記者団に「いつ現金化されてもおかしくない状況の中、首相の訪韓はあり得ない」と語った。
韓国は今年の日中韓首脳会談の議長国。対面形式で実施されれば、菅首相の訪韓が想定される。外務省幹部の発言は、徴用工問題で妥協しない姿勢を示し、韓国側から譲歩を引き出す狙いがあるとみられる。
米大統領選討論会に新形式導入へ 発言妨害を阻止し秩序維持
共同通信 2020/10/1 10:33 (JST)
https://this.kiji.is/684170464908936289?c=39546741839462401
【ワシントン共同】11月の米大統領選に向けた第1回候補者討論会で相手候補への発言妨害が相次いだことを受け、討論会実行委員会は9月30日、残り2回の形式について「秩序の維持」のため、新たな仕組みを導入する方針を示した。近く発表する。妨害が目立った共和党候補トランプ大統領の陣営は反発、民主党候補バイデン前副大統領は期待感を示している。
コロナワクチン接種、全員無料に 国費で負担、政府が方針
共同通信 2020/9/30 20:32 (JST)9/30 20:47 (JST)updated
https://this.kiji.is/683999962103661665?c=39546741839462401
国内外で開発中の新型コロナのワクチンに関し、政府は接種した人に費用負担を求めず全員無料とする方針を固めたことが30日、分かった。多くの人に接種してもらうことで、重症者や死者を抑制するのが狙い。10月2日に開かれる厚労省の審議会で方針を示す。
経常収支比率 16市町村で財政悪化
上毛新聞 2020/10/01 11:00
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/244144
群馬県内35市町村の財政運営の余裕度を表す経常収支比率の2019年度の平均値は95.6%で前年度から1.1ポイント悪化したことが30日、県が公表した普通会計決算概要で明らかになった。一部企業の業績悪化による法人税の減少などを背景に16市町村で悪化した。
<金口木舌>覇権維持の拠点
琉球新報 2020年10月1日 06:00
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1200086.html
かつて「レグア」という距離の単位があった。大航海時代、スペインとポルトガルが海洋覇権を争う中、ローマ教皇が100レグアの境界で領海を二分した
▼当時は帆船を使った争いだった。スペインに次いでオランダ、イギリス、そしてアメリカと覇権の主は変遷してきた。今や鉄製の船からミサイルが飛び、領域は宇宙空間にまで広がる
▼敵ミサイルを撃ち落とす地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の秋田と山口両県への配備計画を断念した政府は、代替案として洋上運用案を検討する。石油掘削装置のような海上施設に設置する型かタンカーなど民間船舶活用型、護衛艦設置型の3案が挙がる
▼地上配備は迎撃ミサイルのブースター落下の恐れが拭えず断念された。危険回避で国策は変更され、洋上へ避けようとしている。同じ国策の米軍普天間飛行場の危険性除去はどうか
▼移転先の名護市辺野古の沿岸域では新基地建設が進む。陸上イージスの代替案を見ていると、危険を北部に移転するのではなく、無人島や海上基地でよかったのでは、と考えてしまう
▼米軍関係者に以前、無人島移転の可能性を聞いたら「どこで遊ぶんだ」と返してきた。命を懸けて従事する兵士には生活環境も重要らしい。楽しむために赴任しているわけではないはずだが、ならば県民の命や生活環境を最優先すべきでは。