辺野古設計変更 工期の遅れ必至か 沖縄県は承認しない構え
毎日新聞2019年1月21日 19時55分(最終更新 1月21日 21時37分)
https://mainichi.jp/articles/20190121/k00/00m/010/187000c?fm=mnm
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設工事を巡り、政府は今春にも、軟弱地盤が確認された埋め立て予定区域の一部について設計の変更に着手する方針を固めた。政府は3月までに調査結果をまとめた上で、県に変更を申請する。だが、辺野古への移設に反対する玉城デニー県知事は設計変更を承認しない構えで、工期の遅れは避けられない情勢だ。複数の政府関係者が明らかにした。
「毎月勤労統計」 組織的関与か 国会の閉会中審査での解明が焦点
毎日新聞2019年1月21日 20時17分(最終更新 1月21日 22時35分)
https://mainichi.jp/articles/20190121/k00/00m/040/200000c?fm=mnm
厚生労働省が公表する「毎月勤労統計」で、ルールに反する抽出調査は2004年から15年間も続いていた。不正な調査手法を容認するマニュアルが作成され、その後に削除されたり、全数調査に近づけるためのデータ補正をしながら公表していなかったり、組織的な関与や隠蔽(いんぺい)をうかがわせる不審点がいくつも浮上している。24日に行われる国会の閉会中審査でどこまで解明できるかが焦点になる。
なぜ抽出調査?
違反容認マニュアル
ひそかにデータ補正
3府県に拡大検討
防衛省、探知音公表 韓国側対応「信頼性欠く」 レーダー照射
毎日新聞2019年1月21日 20時55分(最終更新 1月22日 00時57分)
https://mainichi.jp/articles/20190121/k00/00m/040/227000c?fm=mnm
防衛省は21日、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題に関し、日韓防衛当局が行ってきた実務者協議について、「継続しても真実究明に至らない」として、協議継続は「困難」だとする「最終見解」を発表した。事実上の打ち切り表明だ。一方、日韓・日米韓の防衛協力は安全保障上「極めて重要で不可欠」とし、協力継続に努力するとした。また、新たな証拠として、哨戒機が当時、収集したレーダーの探知音をホームページで公表した。【木下訓明】
防衛省 にじみ出る不快感 レーダー照射問題
毎日新聞2019年1月21日 21時27分(最終更新 1月22日 00時08分)
https://mainichi.jp/articles/20190121/k00/00m/040/240000c
防衛省が21日に発表した「最終見解」では、韓国側の対応に関し「事実と異なる主張を繰り返している」「全く客観性に欠ける回答を繰り返す」などの記述が随所にみられる。韓国側への不信感を募らす防衛省の不快感がにじみ出る内容だ。
【はじめに】 防衛省は再発防止を強く求める観点から、日本側が有する客観的事実をまとめ、公表する。
【火器管制レーダーの照射】 韓国側は火器管制レーダー照射を否定したばかりでなく、防衛省に「事実の歪曲(わいきょく)」の中止と「低空で脅威飛行したこと」への謝罪を求める対応に終始している。防衛省は更なる根拠として、海上自衛隊P1哨戒機の乗組員が機上で聞いていた、探知レーダー波を音に変換したデータをホームページで公表した。
防衛省は本年1月14日の実務者協議で、データと韓国艦の火器管制レーダーの使用記録などを、情報管理を徹底した上で突き合わせ、共同検証することを提案したが受け入れられなかった。データを持参しその場で聴取してもらう提案も韓国側は拒否した。
韓国国防部報道官は翌15日に「無礼」との外交的にも異例な用語を用いて防衛省を非難し、事実と異なる内容を一方的に明らかにした。双方の信頼関係を損ない、率直な意見交換の支障となる。
韓国側の対応や、これまでの主張が一貫しておらず信頼性に欠けることを踏まえると、韓国側が事実とは全く異なる主張を繰り返していると結論づけざるを得ない。
【その他の韓国側の主張】 韓国側は「(海自機が)低空で脅威飛行した」と主張するが、韓国側公表の約10秒間の映像に根拠は見当たらないし、主張を裏付ける客観的証拠は何ら示されていない。昨年、今回の韓国艦を3回撮影(4月27・28日、8月23日)したが、その際、韓国側から問題提起を受けたことはない。
実務者協議で韓国側は、逆に「脅威を受けた者が脅威と感じれば、それは脅威である」と全く客観性に欠ける回答を繰り返している。韓国側の主張は客観的根拠に基づかない説得力を欠いたもので、重要な論点を希薄化させるためのものと言わざるを得ない。
【通信状況について】 海自機からの呼びかけに韓国艦から一切応答がなかった。韓国側は現場の通信環境が悪かったと説明する。しかし現場は晴天で雲も少なく、通信環境は極めて良好だった。現場から約240キロ離れた位置を飛行していた空自練習機が、海自機の呼びかけを聞き取っていた。韓国側公表の動画では、韓国艦内において海自機の呼びかけ内容を明確に聞き取れる。1月14日の協議で韓国側は、繰り返し確認した結果、後になって通信当直の聞き間違いであると確認したと初めて説明した。
【今後の対応について】 韓国側に、相互主義に基づく客観的かつ中立的な事実認定に応じる姿勢が見られないため、これ以上実務者協議を継続しても真実の究明に至らないと考えられることから、本件事案に関する協議を韓国側と続けていくことはもはや困難だと判断した。その上で日韓・日米韓の防衛協力は、東アジア地域の安定的な安全保障環境維持に極めて重要で不可欠だとの認識に変わりはない。引き続き、防衛協力継続に向け真摯(しんし)に努力していく。
韓国、何度も論点すりかえ…問題解決を困難に
「読売新聞」2019年01月22日 08時52分
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190122-OYT1T50019.html?from=ytop_main1
【ソウル=水野祥】海上自衛隊哨戒機に対する韓国海軍駆逐艦による火器管制レーダー照射問題で、韓国政府は、レーダー使用などに関する説明を変えたり、論点をすり替えたりして、問題解決を困難にしている。
「今回の事案の本質は、人道主義的な救助活動中である韓国艦艇に対する日本の哨戒機の低空威嚇飛行であり、これに対する再発防止と日本側の謝罪を再び促す」
韓国国防省報道官は21日夜、日本の「最終見解」にこう反論した。
音声は「実態の分からない機械音」…韓国国防省
「読売新聞」2019年01月21日 22時33分
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190121-OYT1T50098.html?from=ytop_ylist
【ソウル=水野祥】日本の防衛省が発表した最終見解に対し、韓国国防省の崔賢洙報道官は21日夜、「根拠資料を提示せず電磁波の接触音だけを公開した後、事実関係の検証のための両国間の協議を中断するとしたことに深い遺憾を表明する」との声明を発表した。
電子戦の「機密」、異例の公開 =首相官邸、探知音で幕引き-韓国軍レーダー照射
「時事通信」2019年01月21日21時34分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012101132&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
海上自衛隊P1哨戒機が火器管制(FC)レーダー照射を受けた問題で、探知した電波の「音」を公開した防衛省=21日午後、東京都新宿区)
韓国駆逐艦の火器管制(FC)レーダー照射を受け、大きな探知音をP1哨戒機のクルーが報告した場面=防衛省提供
火器管制(FC)レーダー照射を受け、探知音をクルーが報告する場面=防衛省提供
海上自衛隊のP1哨戒機=海自提供
韓国駆逐艦の器管制(FC)レーダー「STIR180]。艦上に2カ所設置されている(防衛省資料より)
防衛省が公開した火器管制レーダー照射事案の映像の英語版=防衛省提供
韓国駆逐艦から海上自衛隊P1哨戒機が火器管制(FC)レーダー照射を受けた問題で、防衛省は21日、P1の電子戦の能力が知られかねない探知音の異例の公表に踏み切った。P1の電波受信能力の保全だけでなく、同じFCレーダーを台湾、タイ、カナダなどが使用しており、同省はオペレーションに影響が出ないよう「生の音」を一部加工して、ホームページ(HP)上に公開した。政府関係者によると、照射問題の一連の対応は「音の公開」を含め首相官邸が主導したという。
◇「探知音」、機密の塊
◇専門家、レーダーの細部分かる
◇海軍中将出席でも拒否
◇情報戦、溝深まり終結
北海道のベトナム人実習生21人解雇の恐れ 愛知の青果卸売会社
毎日新聞2019年1月22日 07時30分(最終更新 1月22日 09時13分)
https://mainichi.jp/articles/20190122/k00/00m/040/026000c
愛知県の青果卸売会社と関連会社の農業生産法人に雇用されているベトナム人技能実習生21人全員が25日にも解雇される可能性が高まっている。実習生を支援する関係者への取材で判明した。21人のうち少なくとも一部は雇用契約期間途中での解雇となることから、関係者は「正当な事由なく契約期間途中での解雇はできず、不当解雇に当たる疑いがある」と批判している。
ウイスキー「白角」、販売休止へ 原酒不足で サントリースピリッツ
毎日新聞2019年1月21日 18時24分(最終更新 1月21日 19時43分)
https://mainichi.jp/articles/20190121/k00/00m/020/127000c
サントリースピリッツが、「白角」など一部ウイスキーの販売を在庫が切れる3月末にも休止することが21日、分かった。ウイスキーの売れ行きが好調で原酒が不足しているため。白角などの分を他の商品に回す。
20年東京五輪 大遁走!! JOC竹田会長「招致疑惑」の汚れた構図 本当に開けるのか?=スポーツライター・小林信也
毎日新聞 2019年1月22日 Texts by サンデー毎日
https://mainichi.jp/sunday/articles/20190121/org/00m/050/001000d
2020年東京五輪の招致を巡る不正疑惑が再燃している。フランス捜査当局の聴取を受けた日本オリンピック委員会の竹田恒和会長は潔白を主張するが、わずか7分で記者会見を切り上げた大遁走劇のウラに何があるのか。気鋭のスポーツライターが迫っていく。
「リオ五輪会長逮捕」と同じ構図
「疑惑の当事者」竹田氏だけか?
仏、グーグルに制裁金62億円 個人情報収集巡りEU規則違反
毎日新聞2019年1月22日 09時01分(最終更新 1月22日 09時28分)
https://mainichi.jp/articles/20190122/k00/00m/020/051000c
フランスの情報保護当局「情報処理と自由に関する国家委員会」(CNIL)は21日、米IT大手グーグルが個人情報を収集するに当たり、利用者に明確な情報を提供せず、欧州連合(EU)の規則に違反したとして、同社に制裁金5千万ユーロ(約62億円)の支払いを命じた。新規則施行後では、欧州で最高の制裁金額という。膨大な個人情報を収集して成長を続けてきた巨大IT企業への世界的な規制強化の動きが強まっている。
中国 出生数最低 18年、200万人減 「一人っ子政策」廃止効果が霧散
毎日新聞2019年1月22日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20190122/ddm/002/030/052000c
【北京・河津啓介】中国国家統計局は21日、2018年の出生数が1523万人で、前年比200万人減少したと発表した。2年連続の減少で、中国メディアによると、1962年以降で最低の出生数という。16年に一人っ子政策を廃止したが、教育費の高騰や男女の人口比のゆがみによる少子化に歯止めがかからない実態が浮き彫りになった。産児制限の更なる緩和や撤廃の議論が加速するとみられる。
中国 ゲノム編集 双子誕生と認定、警察に告発
毎日新聞2019年1月22日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20190122/ddm/001/040/072000c
【北京・浦松丈二】ゲノム編集技術でヒトの受精卵の遺伝子を改変し、双子が生まれたと中国の研究者が主張した問題で、中国広東省の調査グループは21日、研究者が「自らの利益のため禁止されている生殖目的のゲノム編集を実施し、双子が誕生していた」と認定、警察に告発したと明らかにした。新華社通信など国営メディアが一斉に報じた。事実上の当局発表とみられる。
生ごみ、袋ごと堆肥に変身 プラを「消滅」させる微生物
「朝日新聞」2019年1月22日07時51分
https://www.asahi.com/articles/ASM1F3QDNM1FULBJ00B.html?iref=comtop_8_03
マイクロプラスチックによる海洋汚染など、プラスチックごみの問題がクローズアップされるなか、注目されているのが「生分解性プラスチック」だ。用途に合った使い方をすれば、環境負荷を減らせると期待されている。
北朝鮮のウラン施設、最大10カ所 米韓当局が分析か
「朝日新聞」2019年1月22日05時19分
https://www.asahi.com/articles/ASM1P52X8M1PUHBI01F.html?iref=comtop_list_int_n01
北朝鮮で核兵器の原料を生産するウラン濃縮施設が多数に分散されている可能性があることが、韓国大統領府元高官の証言で浮かび上がった。秘密施設を含め濃縮施設が最大で10カ所前後あるとの米韓当局の分析があるといい、北朝鮮が米朝交渉で寧辺(ヨンビョン)核施設の破壊を約束しても、同元高官は「北朝鮮の核開発に大きな影響はない」としている。
北朝鮮北西部にノドン司令部か=未公表基地に連隊-米研究所
「時事通信」2019年01月22日08時12分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012200237&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
【ワシントン時事】米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)は21日、北朝鮮北西部・平安北道雲田郡の新五里にある未公表のミサイル基地に、中距離弾道ミサイル「ノドン」の連隊が配置されているとする報告を公表した。基地に戦略ロケット軍ノドン旅団の司令部が置かれ、中距離弾道ミサイル「北極星2」開発で役割を果たした可能性もあるという。
「逃亡防止用にGPSを装着」ゴーン被告声明
「読売新聞」2019年01月22日 09時28分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190122-OYT1T50027.html?from=ytop_main2
【ニューヨーク=吉池亮】日産自動車の資金を私的に支出して同社に損害を与えたなどとして、会社法違反(特別背任)などで追起訴された前会長のカルロス・ゴーン被告(64)は20日、米国の弁護士を通じて保釈を求める声明を出した。声明の中で「保釈が認められれば、日本国内に滞在し、裁判所の保釈条件を順守する」と強調した。
メイ首相、国境管理規定で合意目指す方針示す
「読売新聞」2019年01月22日 01時26分
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190122-OYT1T50010.html?from=ytop_ylist
【ロンドン=緒方賢一】英国のメイ首相は21日、欧州連合(EU)からの離脱に向けた新たな取り組み方針を下院に示した。EUと合意した離脱協定案の中で、与党・保守党などで反発の強い英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの国境管理に関する規定について国内の合意を形成し、EUから最終的に合意を得ることを目指すことが柱だ。3月29日の離脱日の延期をEUに求めることや、離脱への賛否を改めて問う2度目の国民投票の実施は否定した。新たな取り組み方針について下院は今月29日に採決を行う。
サンゴ、緑の光で共生相手を誘引 白化からの回復に重要な役割か
「共同通信」2019/1/22 05:061/22 05:07updated
https://this.kiji.is/460173839419819105?c=39546741839462401
サンゴの体内に共生し、栄養分などを供給する「褐虫藻」という植物プランクトンが、サンゴが発する緑色の光に引き寄せられて体内に取り込まれていることを、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などの研究グループが発見した。成果は22日以降の米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
新元号、衆参正副議長から聴取へ 政府、4月1日実施調整
「共同通信」2019/1/22 02:01
https://this.kiji.is/460127176961213537?c=39546741839462401
政府が4月1日に公表する新元号の選定に当たり、衆参両院の正副議長から同日中に意見聴取を行う方針を固め、日程調整に入ったことが分かった。関係者が21日、明らかにした。
国民から選ばれた国会議員で構成する立法府の代表者の意見を聞くことで、国民の声を新元号の選定に反映させる狙いがある。平成改元時の手続きを踏襲する。
秋田犬、お手柄! 倒れた男性発見、飼い主に知らせる 大館
「秋田魁新報」2019年1月22日 7時22分 掲載
https://www.sakigake.jp/news/article/20190122AK0003/
秋田県大館市で今月、散歩中の秋田犬が路上で倒れている男性を見つけ、飼い主に知らせる「お手柄」があった。男性は救急隊に救助され、命に別条はなかった。
乗車前に“猫バンバン” ボンネットたたき、中から逃がす
「山形新聞」2019年01月22日 09:22
http://yamagata-np.jp/news/201901/22/kj_2019012200415.php
寒い季節、猫はエンジンルームに入って暖を取ることもある(日産自動車提供)
寒さがこたえるこの季節、外で暮らす猫が車のエンジンルームに入って暖を取ることがある。しかしドライバーがそのままエンジンをかけ、猫が死んだり、車が故障したりするトラブルも起きている。対策として自動車メーカーは、乗車前にボンネットを軽くたたいて中から逃がす「猫バンバン」を呼び掛けている。
<金口木舌>歩きの効用
「琉球新報」2019年1月22日 06:00
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-864230.html
哲学者のカントは毎日同じ時間に散歩をしたという。住民がそれを見て、時計を合わせたという話は有名だ。歩くことが思想家の脳を活性化させたのだろうか
▼歩くとアイデアが浮かんできた体験から散歩の効用を説くのは95歳の英文学者・外山滋比古さん。著書の「元気の源 五体の散歩」は足だけでなく耳や目、手も働かせる“五体の散歩”が元気を呼ぶと説く
▼戦跡を歩く「沖縄戦を知るピースウオーキング」。実行委員会代表の垣花豊順さん(85)から似た話を聞いた。活動は今年10年目。歩き続け「足が丈夫になった」のは思わぬ効用だったそうだ
▼昨年末に沖縄市で開かれた30回の節目のウオーキング。最後尾をしばらく一緒に歩かせてもらった。実際に現場を歩くことで理不尽な死に追い込まれた戦没者らの思いを感じることができる。活動の狙いを語った
▼「歩くことで楽しく、しなやかに粘り強く続けられる」とも教えてくれた。凄惨(せいさん)な歴史に向き合う厳しい活動は歩くことが継続の鍵になっているようだ。学びと散策を組み合わせる工夫がある
▼にぎわう北谷町や那覇新都心を見て、戦中や終戦直後を想像することは難しい。しかし、少しの知識を持って街を歩けば痕跡が見つかる。きらびやかで、整然とした街並みもたくましい復興の証し。歩き、知恵を絞って継承したいその土地土地の記憶である。