今週、いつも読ませていただいているブログで「筍の木の芽和え」というお料理を知りました
木の芽をすり鉢で擦って、白味噌などと合わせて、下味をつけた筍に和えたものと伺い。
絶対美味しい…と思い、いそいそと木の芽の仕入れに
行き先は…

実家です
近所なのですが、実家には庭があって山椒の木が植えられていて。
この時期は間違いなく筍もあると思い!(庭で採れるわけではありません筍が売られている時期は昔からよく買っていまして)
もう作ることができる気分でいたのですが。
想定外の事態が起きました。

すり鉢とすりこぎが処分されていたのです
使う機会が少ないので断捨離したとのことでした
たしかにすり鉢は大きいものだったので邪魔だったのかもしれません。
すりこぎは、実家の山椒の木を一部切って造られたもので、手に馴染むのが印象的でした。
昼間に実家でリモートワークをして、そのまま歓迎会に行こうと思っていたので、自分の家にすり鉢を取りに行く時間がなく事前にきちんと連絡して、すり鉢があるか確認するべきでしたが、すり鉢がないかもしれないという予想ができず
仕方なく、包丁で刻むことになりました。
すり鉢もないうえ、レシピもご多分に漏れずよく分かっていませんでしたが、母が作り方を知っていてほとんど作ってくれました…。(「木の芽和え、知らなかったの…」と言われてしまいました。)
わたしは山椒を刻んだだけ…。しかも雑
木の芽和えに合わない呑気なお皿に乗せてしまいました。
母は「すり鉢で作るのと香りも色も味わいも違う!」と残念そうにしていましたが、わたしはこれでも美味しいなと思いました
もう少し固い部分を角切りにして作るイメージだったということですが、固いところはもう食べられていたので残っていた部分を準備してくれました。
鰹と昆布の出汁・お醤油・みりんで作り置きしているつゆで煮て下味を付け、お味噌は西京味噌のような甘いお味噌を作っていたのでそれを使ってお砂糖は入れなかったそうです。
本来は下味は出汁と薄口醤油でつけるのではと思ったが薄口醤油はなかった、お味噌は普通の白味噌でお砂糖を入れるのでは
と思ったが甘いお味噌があるのでそれを使った、とのことで
レシピを知らないくせにきちんと確認しない娘よりはいいかもしれませんが自由な母です
文章にしてみると、30代にもなって親に頼って料理を作ってもらうのもな…。と思いますが、たまにはいいかな…

自分の家はふたりでリモートワークするには狭いような間取りなので、たまに気分転換も兼ねて実家でリモートワークすることがあります。
あまり実家に頼るのもいろいろよくないかとは思っていますが、来年はすり鉢を持って木の芽和えを作りに帰ろうと思います本物を食べてみたい…!